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自分メンタルガード『防衛機制』 抑圧編。

『防衛規制』

不安、落ち込み、恥など、嫌な感情の体験を弱めたり、避けることによって、安定を保つための心理的作用です。


つまり、ストレスから心が傷つかないようにするための機能です。

この機能は意識的ではなく、無意識に働くものです。

なかなかに聞きなれない言葉だと思います。

ですが呼吸や心臓などと同じように、恒常性によって誰もが行っていることなんです。


今回は『防衛規制』の中の『抑圧』についてお話していきたいと思います。




『抑圧』は防衛機制のメインとなる働きです。

不安や苦痛となる考えや記憶を無意識に押し込み忘れさせる働きのことです。

嫌なことを「どこかに置いやる、消す、忘れる」といったイメージが近いと思います。

『防衛規制』で説明したように無意識に働くため、基本的に本人は気付かないものです。


どんなものが『抑圧』なのか


◼️仕事で必要なメールを送信し忘れた。宛先を間違えて送ってしまった。

これはメールの内容が不満で納得いってなかった、メールを送る相手が苦手だったなどが要因している可能性があります。

ただのミスではなく「送りたくなかった」のかもしれません。



◼️そろそろ車を買い換えようと考えていたら、事故を起こしてしまった。

所持している車に対しての不満、車を早く変えたい願望や焦り、新車に乗っている友人への嫉妬など、抱いている感情が抑圧されている可能性があります。

「車がほしくて自ら壊した」ともいえます。




◼️友人に借りた本をなくしてしまった。

何かを紛失する、置き忘れる行為には、抑圧された何かがあることが多いです。

「友人のことを思い出したくない」と思っているかもしれません。



◼️目が覚めたら違う場所にいた

これはわたしの実体験です。
別に拉致とか誘拐ではないですからねww

小学3年の頃に目が覚めたら、隣近所さんの家のコタツに入っていました。

どうなってたかを聞くと
近所の方が車で帰ってくると、パジャマ姿のわたしが車に向かい手を振っていたそうです。

心配になり家に入れてくれたそうです。

その日は父が出張で、母が市の会合に出ていて両親が家に不在でした。

どうやら母が帰ってくるのを待っていて、近所の方を母と勘違いしていたようです。

一人で寂しい気持ちが母を迎えにくる行動に変わって出てきたことになります。




嫌な感情や記憶などのストレスから、自分を守るために『抑圧』が働いてくれますが、抑圧された感情や記憶は別の形となって出てきてしまいます。

それは考えなのか、行動なのかは無意識なことなのでわかりません。

ただ抑圧された嫌な感情や記憶を思い出し、自分なりの区切りがつくと無意識なものはなくなります。

ストレスを溜め込まないことが予防になります。

いつもと違うこと、不思議なことが起きると感じたら、少し遡って何か気になることがないかを思い返してみてはいかがでしょうか。

気付けなかったストレスに気付くチャンスになるかもしれません。

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