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台風21号、北海道震災につきまして

2018年9月4日前後の台風21号により、大阪をはじめ日本各地で甚大な被害が発生しました。
また、その復興もままならぬ2日後の9月6日未明に発生した北海道地震でも、同じく大きな被害が出ております。


天地の荒ぶり、みじろぎにより、神々の社は落ち、山海は形を変え、人々の暮らしももどろになりました。
八島は古来、自然の揺らぎが多いところです。我々の祖先はその度に、祈り、受け入れ、変形し、そして新たに築き上げ、今日の「日本」を創ってきました。
時代や科学技術の発達とともに変形・構築のプロセスもまた前進しましたが、被災地の景色を見ると、どんなに我々が知恵をつけ屈強な砦を建てようと、自然の大いなる力に抗うことはできないと改めて痛感するのです。

今ここの日本を生きる人としてできることは、いつかは我が身にも迫りうる災害への備えと被災地への祈りです。被災者への祈りとは、手を組み瞑想することに留まらず、寄付をする、支援物資を送ることなども含まれます。あるいはメディアなどを通して被災地の状況を知り想うだけでも、意識を向けるという意味で、一つの祈りとして成立すると思います。

そして我々は、八島と世界、天と地、人と神のはざまを往く巫女として、誠心誠意祈りを捧げます。


台風21号及び北海道震災によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災したすべての皆様にお見舞いを申し上げます。

はざまの女神の御加護あれ。

#はざま文化伝承会 #祈り #台風 #震災 #北海道 #大阪 #近畿地方

書記:牟礼菊乃

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