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【オーストラリア交換留学】留学準備 後編

こんにちは,Hayuです☺

今回は前回に続けて,私が2018年に行った1年間のオーストラリア交換留学の経験をもとに,留学準備プロセスの後編を書きたいと思います。

前編はこちら↓


留学準備のプロセス

前編と同様,留学準備のプロセスを表にしてみました。前編では表の➀~➄を,後編では➅~⑧についての詳細を書いています。

留学準備プロセスチャート


➅留学先大学への申請

在籍大学から交換留学先大学の通知があった後は,いよいよ交換留学先大学へのアプリケーションを進めていきます。

アプリケーションは学部の成績表など基本的なものに加え,私の場合は履修したい授業の申請まで行いました。よって,前編にも書きましたが,留学先大学を選定する過程でどの授業を履修したいかだいたい決めておくのがベターです。

この過程では,履修したい授業を交換留学生が履修するための許可を担当教授に尋ねます。履修する可能性があるものはできるだけこの時点で申請しておきましょう。
授業によっては,その授業を履修する前に特定の授業を前もって受けておかなければならないなど,前提条件が求められる場合があります。もし条件を満たしていなくても,このアプリケーションで申請しておくと(交換留学生だからか)許可が下りたりもします。教授に直接メールで許可を仰いでも大丈夫ですので,前提条件を満たしていなくても履修できないと決める前にトライしてみましょう!

当たり前ですが,アプリケーションはすべて現地の言語で行います。提出する前に国際部の先生などに最終チェックをしてもらうと良いと思います!


➆学生ビザ申請

学生ビザは,オーストラリアの大使館の専用ページでImmiAccountというアカウントを作成してそこから申請します。

私の場合,渡豪の2か月弱前の大晦日に学生ビザを申請し,その2日後の1月2日に無事学生ビザを取得しました。
今までに2度学生ビザを取得したことがあるのですが,どちらも申請から2日と3日で取得できたので,申請さえしてしまえばあまり時間のかかるものではありません。
ただ,人によって(オーストラリアに今までたくさん訪問した人とか)は入力する情報が多くなるので,フォーム記入に時間を割かなければいけません。余裕を持ってフォームを記入し始めましょう!

また,一番の難所はGTEという留学する理由を(もちろん)すべて英語でA41ページほど書かなければいけないものです。
過去の記事にGTEの書き方を含めた学生ビザの申請方法の詳細を載せているので,参考にしてみてくださいね。



⑧渡豪

さて,私が留学を決意してから1年後…とうとう渡豪です。

私は留学先大学のオリエンテーションウィークの10日ほど前にオーストラリアに着きました。留学先に初めて行くという方は,環境に慣れたり土地勘を身に着けるためにももう少し早く着いていてもいいかと。

不安がすごくて,オーストラリア大陸が見えたときは「もう逃げられない…」とまで思いました笑。

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◎その他の準備

上記には書いていませんが,交換留学申し込み前に準備していた方が良いものです。

〇奨学金

留学をするにあたって,奨学金が必須な方は多いと思います。私も両親からは奨学金をもらうように言われていました。
私はJASSOという政府からの給付型奨学金(豪州の場合月7万円支給)をいただきました。これは政府からの奨学金ではありますが,政府が大学を選考,そして大学が学生を選考する,というシステムです。よって,在籍大学がJASSOを受ける大学として政府に選ばれなければ,この奨学金を受けることができません

私の場合,申し込みは交換留学申し込みの書類の奨学金希望欄にチェックをするだけでした。奨学金のためだけに用意する書類等はありませんでした。
ただ,定員があるために成績順で選考されたので,成績が良いに越したことはありません

JASSOのHPに成績基準の求め方などがありますので,参考にしてくださいね。JASSOのHPリンク

民間の奨学金やその他政府の奨学金は,留学開始の1年くらい前から準備する必要があるものも。留学を決意したらどのような奨学金があるのか調べてくださいね(大学の国際部でも聞けます)。


〇期限が十分あるパスポート

IELTSなどの試験を申し込む際にパスポートが必要です。また,学生ビザを申請する際にも必要なので早めに用意しておきましょう。
特に実家から離れて一人暮らしをしていて,且つ住民票を移してない人は実家のある都道府県まで行く必要があるので要注意です。

申し込みは代理人でも大丈夫ですが,受け取りは本人のみが可能なので,スケジュールを立てておきましょう。申し込みから受け取りまでは1週間ほどかかります。


〇滞在先の決定

私の場合は,留学が決まった時点で語学留学をしていた際のホストマザーが「またステイしなよ」と言ってくれていたので,滞在先を探す手間はありませんでした。

家

通常,留学先大学へのアプリケーションを提出してから大学から滞在先の情報・紹介の連絡があることが多いです。
滞在先の主な例は,
・学生寮
・シェアハウス
・ホームステイ

です。
大学HPに「Accomodation」のページがあると思うので,留学先が決まったら早めにチェックしてみましょう!(当たり前ですが大学の提携先でなくても,不動産などのウェブページで探すこともできますよ)

滞在方法によって大学からの距離や家賃はかなり変わってくるので,いろんな条件を考慮して選びましょう。
私は大学から11km(バスで30分)週200AUD(当時1万4千円くらい)でした(めちゃくちゃ安くしてくれた場合です)。


さいごに

前編でも書きましたが,留学を決意してから留学に行くまでにはたくさんの準備が必要です。不安がたくさんある方もいると思います。が,案ずるより産むが易し!です!留学に向き・不向きの人の話を耳にしたりしますが,私は性格などに関係なく,留学に行きたいと思ったすべての人が留学に向いていると思います。

しっかり準備をしてたくさん実りのある留学ができるようにしていきましょう!

この記事が少しでも皆様のお役に立ちますように☺

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