危険予知トレーニング
あ、ボール出てきた。ちょっと道路の横出るか?お!車きた。いや、いったろ!
くそ!思ったより車はえーで。
車のやろう、ボール無視してまっすぐきよったで。
やばいぶつかる。
キキーっ!どかーん!
なぜや、なぜうちは、勇人の暴走で死ななければならんのや。
あいつが大人しく子供の遊びを見守ってくれれば衝突して私だけが死ぬこともなかったのに。
こうして、長い苦楽を共にした狐白ちゃんは勇人の件数稼ぎによって命を落としましたとさ。
そしてお世話になった上司も、そのことで世間の反感を買い、自ら命を断ちましたとさ。
やばーいボール出ちゃったー!!
早く取り行かないと。うっわ!横から車きやがった。なんやこいつ全然こっちの立場わかってないやんけ!うちの子の命絶ったらタダじゃおかへんよ!こいつ件数周りやがる!一件でも回りやがったらこいつを殺す!ツーかここまで粘ってたお前を俺は許さへん。
いくなのメッセージを今の瞬間まで信じなかったお前を俺は許さへん。
こいつは止まらなかった。
そのまま直進し、僕諸共、狐白を敷いた!
俺はお前を一生恨むからな。お前が永遠に狐白と結婚できんようしてやる。
だから運命の選択なのよ。勇人は永遠に狐白と結ばれなくなりましたとさ。
一番の恩人の手によって。
あー忙し忙し!
早く仕事行かなきゃゾロザキさんナミザキさんに怒られちゃんわよ!
んー?横からなんか突っ込んでくる!どんな暴走してんのよあの車!ってかあれ紅咲さんじゃないの!
あ!やめて!こないで!幻想郷の希望が横に乗ってるのに!
ききーっ!どかーん!!
お前、もう息子やめろ。
お前なんかいてもいなくても同じだわ。
じゃあな。お前はアージェラス神の息子じゃなくなった。
誰もお前のあとなんておわねぇよ。
ま、お前は何人の命がこの選択でたすかるかをしらねぇわけだから。
もういいんだ。どうせ、もう終わったんだから。
じゃあな!俺たちは俺たちの物語を進むよ。お前の存在なんてはなっからなかった。
じゃあな。贈る言葉もない。なら、お前一人だけ死んでくれた方が、あのまま死んでくれた方が100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000倍も✖️99999999999999999999999999999999999999999999999999999999999.999999999999999999999もましだった。
クズやろうが。