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世界一周81日目 シントロイデンスタジアムで岡崎に会えるかな

デュッセルドルフ3日目です。
今日は市内から1時間ほど電車で離れたところにあるシントロイデンの練習場とスタジアムに乗り込みます。サッカー関係者の方と話ができれば難民や移民問題についてなにか教えていただけるかもしれないというかすかな希望を胸に、ぼくは電車に乗りました。

朝9時頃、シントロイデンのスタジアムにつきました。まだ選手たちの姿はなく、芝生を整えているおじさんがいたので今日ここで練習があるかどうか聞くと、今日はここで二選手たちが来ることはないといわれました。ということは、今日はスタジアムではなく練習場しかないと思った僕は急いで練習場に向かいました。

もう無我夢中で走ってました。練習場につくと、まだ選手の姿は見えません。”間に合った”僕はそう思いました。ネットの情報では練習は10時か16時のどちらかからスタートとのことだったので、10時になっても練習が始まってないということは今日はきっと16時からなんだと思い、車の通る入口に座り込み待ちの姿勢に入りました。

この姿勢に入った僕は強いです。何時間だって待ってやるという確固たる意志を持ち、目標を達成するまでは絶対に諦めないモチベーションもあります。そうして待つこと1時間、まったく音沙汰なく時は過ぎていきました。町の人からは白い目で見られることもしばしばありながらも、さらに待つこと2時間、3時間…。ようやく一人関係者の人が出てきて僕に向かってこう言いました。

”選手たちはキャンプに行っているから帰ってくるのは来週ですよ”

まじかぁ、と一瞬思ったのですが3時間待ってようやく手にしたチャンスを失うわけにはいかないと思い、その関係者の方にもうアピールしました。待っている間に書いた手紙を見せて、どうにか日本人の方と話したいという旨を伝えまくったら、なんと中に入れてもらえました。

中の管理室みたいなところに入れてもらって、5分ぐらい待っていると日本人の関係者の方を連れてきてくれました。その方と話して子供たちにサッカーボールを支援したいことと、支援先についてあてがないか尋ねてみましたが、どうにも今すぐ思いつくそういう場所はないといわれてしまいました。

もし必要だったら手紙を選手に渡すことは可能だと言ってくれたとてもやさしい方だったのですが、僕の手紙の内容的に今日会えることを前提に書いてしまっていたのでそれは控えました。

どんな状況でも対応できるように手紙を書かなかったことを反省しないとです。中に入れた時は"キター!"と思ったのですが、そう思うようにはいきませんでした。ベルギーでの支援は希望が薄まってしまいましたがうだうだその場に留まっていても仕方ないので、切り替えてグランプラスで今日も習字をやることにしました。

肝心のとこで詰めの甘さが出てしまい、帰りの電車では少し落ち込んでました。

グランプラスについて習字を始めると今日も大盛況でした。

たくさん人が来てくれてうれしかったです。アムステルダムからの反省を生かして、一人ひとりに対する時間を短くするため漢字を辞めカタカナでのあてなもやってみたのですがそうするとお客さんの感動した様子が一気になくなってしまったので、やっぱりことばにこもった『意味』って大事なんだなと思いました。

日本の漢字っていう文化にとても誇り持てました。

シントロイデンのことは残念でしたが、切り替えてやっていくしかりません。今日のことを平野さんに話すと、平野さんの知り合いの方に国連で働いている方がいらっしゃるみたいで、話を聞いてみてくくれるとも言ってくれました。

本当にありがたいことばかりです。頼りっきりにならずに、僕もまた別の方法でアプローチを続けていこうと思います。

今日の晩御飯は平野さん特性の特盛スパゲッティでした。


おいしかったです😊

僕のことを応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周と起業するための費用にさせて頂きます。 これからもどうぞよろしくお願いします!!