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2023年買ってよかった本


もうすぐ2023年も終わりますね。

最近、コロナが流行したのが何年前だったか分からなくなってきました。

ただ、今年2023年の6月末に自分がオミクロン株のコロナに感染し、過去イチでツラい喉の痛みを経験したことはハッキリ覚えています。

体は資本。肝に銘じましょう。

さて本題です。今年もそれなりに本を買ったので、よかった本を紹介します。
大きく技術書系と、それ以外で分けてみました。

なお記事内に貼ってあるAmazonのリンクはアフィリエイトではないので、ご安心ください🙏

技術書系の買ってよかった本

なぜ,あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか~Javaの壁を克服する実践トレーニング

こちらは2023年の1,2月くらい?にJavaScriptの基礎力をあげようと思って購入した本です。

X(Twitter)で知り合ってなんだかんだ何年もお付き合いのあるWeb制作の大先輩の方から「オブジェクト指向は分かっていた方がよい」といったニュアンスのことを前々から聞いていたので、転職期間中に勉強しました。

最近のフレームワークはコンポーネントごとに役割が分かれているのが当然ですが、Web制作をやっていた頃はその辺をあまり意識できていなかったので、勉強になりました。

言語はJavaですが、考え方を学ぶだけが目的ですし、体感的にJavaScriptに近かったので、特に気になりませんでした。

Webアプリケーションアクセシビリティ 今日から始める現場からの改善

こちらはWebアクセシビリティの教科書的な本です。

自分もまだまだ理解できていませんが、Webのアクセシビリティを改善しようと思ったらまずこれを書いましょう、的な本だと思います。

Webアプリケーションと謳っていますが、Web制作などの現場でも使える内容もたくさん書かれています。

ちなみに弊社のアクセシビリティチームも全員持っています✌️

見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン

こちらもアクセシビリティ関連の本です。

先ほどの本は実装者向けの内容がほとんどですが、こちらはWebに限った話ではなく、デザイナーだけでなく、デザイナー以外の職種も知っておいて損はないような、アクセシビリティの基礎基本についてわかりやすく書かれている本です。

「アクセシビリティってよく聞くけど何だろう?」といった方におすすめの、入門書的な立ち位置だと思います。

本書の『Webサイトアニメーション』の文節で出てくる登場人物が放った、
「すごい動きだね!で、何のサイトだっけ?」
という強烈な一言は、今も自分の胸に刺ささっています❤️‍🔥

Vue3 フロントエンド開発の教科書

こちらは転職するにあたって、Vueを改めて学び直さねばと思って買った一冊です。

Vueに関する本はたくさんありますが、「JavaScript本格入門」で知られる山田祥寛さんが監修されているということで、こちらに決めました。

完全なVue初心者向けの本、というよりは、ある程度Vueの基礎を終えた人向けの本、という内容です。

Web API The Good Parts

こちらはWeb APIの設計、開発、運用などについて書かれた本です。

新しい会社に入社後、APIに関する知識が必要となったので購入しました。

APIについてきちんと勉強・理解してこなかった自分ですが、この本を読んで理解が進みました。

本書はWeb APIの設計がメインで書かれていますが、フロント側でAPIを扱う者として知っておくと全体の流れみたいなものを把握できると思うので、APIを設計・作成する人でない立場の人も勉強になる本だと思います。

オライリーですが著者が日本人のため、翻訳独特のクセのある文章ではなく読みやすいのもGoodです👍

フロントエンド開発のためのテスト入門 今からでも知っておきたい自動テスト戦略の必須知識

こちらも新しい会社に入ってからテストファイルを書いた方がいいかも、ということで、購入しました。

題名の通り、自分のような「テスト何もわからん」という人が最初に読むのにピッタリの本だと思います

JestやVitestの公式ドキュメントを読むのが一番だと思いますが、こういう入門書の場合はテストにまつわる概念や全体的な流れなど体系的に学ぶことができるので、個人的には何もわからない分野を学ぶときは本から入った方が良いなと感じています。

ただ肝心のテストについては、会社の規模や領域によって大きく変わってくると思うので、まずは書店などで軽く中身を見てから買った方がよいかと思います。

コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本

エラーのデバッグ方法に関する方法は今までちゃんとした本がなかったような(?)気がしているので、画期的な本だと思いました。

デバッグ方法だけではなく、最終章ではデバッグしやすいコードを書く方法なども紹介されていて、新人プログラマーでなくても役に立つかもしれません。

技術書系以外の買ってよかった本

ここからはざっくりと技術書以外の種類の本でよかったものを紹介します。

これからはじめるFigma Web・UIデザイン入門 (Compass Web Development)

こちらは正確には購入したのは2022年なのですが、ちゃんと読み始めたのが2023年になるので一応掲載です。

現在の会社ではありがたいことにデザインデータをすべてFigmaで管理しているので、基本的な操作などを学ぶのにピッタリの一冊だと思います。

Xdはどうなってしまうんでしょうかね🥺 

UIデザイン必携 ユーザーインターフェースの設計と改善を成功させるために

制作から開発の会社に転職し、デザインはしないものの、UIについて基礎的なところは学んでおきたいなと思ったので購入しました。

内容的にはWebサイト、Webアプリ、両方に通じるUIデザインの基礎・基本について書かれています。

実装者はときに演出などをお任せで求められることがあると思いますが、ある程度UIの知識があった方が見やすいというか視認しやすいサイト・アプリを作ることができると思うので、デザイナー以外にもおすすめしたい一冊です。

一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

本の見開きのところに書いてある一文に惹かれて思わず買った本です。

「嬉しいお知らせです。私たちの大人の脳は、学生時代の脳に比べて、圧倒的に調子がいいんだそうです。」

なんとなくインプット効率が高い=大学受験〜大学院あたりの20代前半だと思い込んでいましたが、そうではなく、大人にも大人の強みがあり、大人に合った勉強方法があることが分かる一冊です。

結局、自律神経がすべて解決してくれる

こちらは以前別記事でまとめたので、紹介については割愛します。

ちなみに現在も、木曜日に自分を甘やかす習慣を続けています。

いくつになっても恥をかける人になる

年齢を重ねるにつれて凝り固まった考えになるのが嫌だと思い購入した本です。

ちょうどチーム内で”心理的安全性”などについて話していたときに読んだ本で、印象的な一節があったので紹介します。

※日本と欧米で「心理的安全性」の意味意味合いが違って捉えれることがありますが、ここでは欧米での心理的安全性=【「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうか】を指します☝️

恥をかけるチームが成果を上げる

Google社がチームの生産性について社内調査をした結果「生産性の高いチーム」に共通していたのは、強烈なリーダーシップでも、効率的な作業プロセスでもなく「心理的安全性」だった。打ち合わせに参加するメンバーが気兼ねなく話せる心理的な安全性、つまり「皆が恥をかける環境づくり」がチームの生産性に大きく貢献していたのだ。

(中略)

心理的安全性が担保されていない状態が続くと危険なのは、チームメンバーが知恵を使わなくなることだ。この状態になると「あの人がこう言ったから」と意思決定を人のせいにしてしまう。「これを提案したのはわたしじゃない」「これを決めたのはわたしじゃない」と責任の所在を転嫁できると、わたしたちは恥をかかずに済むのだ。いわゆる「思考停止」と呼ばれる状態である。

アイデアとは決して特別なものではない。みんなの知恵と工夫の集積がアイデアなのだ。心理的安全性が担保されていないと思考は停止し、この知恵と工夫が集まらず、十分な議論や検証が行われないまま仕事が世にでることになる。検証の足りない仕事は、世の中に出てから粗が目立つ。これは広告だけでなく、製品開発、新規ビジネスなどどんな業種でも同じことが言えるだろう。

いくつになっても恥をかける人になる

おまけ:漫画編

新しく読んだ漫画で面白かったものを、おまけで紹介します。

葬送のフリーレン

アニメから入りましたが、漫画も面白かったです。

ただ自分の場合はアニメから入った場合、漫画が味気なく感じてしまう性分らしく、アニメに追いついたところで読むのをやめました。

海が走るエンドロール

どこかで試し読みしたことがきっかけで読み始めた漫画です。

ジャンル的には少女漫画らしいのですが、普通に物語が面白いです。

最後に

もう2023年が終わるというのに、まだ手元に積読本が4冊ほどあります🥺

果たして年内に読み終えることができるのか…。

良いお年を!

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