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オープン デザイン オーディオ

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自作オーディオパワーアンプの設計や実装に関する記事をまとめています。更新頻度は不定期。対象は自分でオーディオパワーアンプを制作したい方です。
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記事一覧

LTC6090-LT1166-IRFP240/9240 AB級アンプの回路設計

高電圧オペアンプ(LTC6090)とバイアスコントローラ(LT1166)でコンプリメンタリMOSFET(IRFP240/…

Hayato Aonami
1か月前

高電圧オペアンプによるAB級アンプの試作(その4)

LTC6090とLT1166によるAB級アンプで、TPH3206PSBを出力段にしたものを試作しました。 LT1166…

Hayato Aonami
2か月前
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LTC6090-LT1166の位相補償

LTC6090で電流源駆動のMOSFETアンプをLT1166で構成する場合を例にして、位相補償をまとめてお…

Hayato Aonami
2か月前

電流源駆動によるコンプリメンタリMOSFETアンプ

IRF530, IRF9530のコンプリメンタリMOSFETアンプ、をLTC6090, LT1166およびフィードバック電流…

Hayato Aonami
2か月前

ダイオード電流源とフィードバック電流源の比較

電流源の基準電位の構成もいろいろありますが、ダイオードによるものとトランジスタでフィード…

Hayato Aonami
2か月前

LT1166の電流源に対するミラー補償

オーディオパワーアンプの位相補償の方法にミラー補償があります。 トランジスタのベースとコ…

Hayato Aonami
2か月前

SOAの広いTO-220のMOSFET: STP19NF20

LTC6090-LT1166の構成でSTP19NF20を検討しています。 N-channel 200V, 0.11Ω, 15A, Ptot=90W, Ciss=800pFでSOAも広いので、100WのMOSFETパワーアンプに良さそうです。 LTspiceでのAC解析の結果はこんな感じです。ゲート抵抗 Rg=22Ωで、2ndポールが-20dB@5MHzといった感じです。 ドル円の相場が乱高下しているので、調達はしばらくしてからにしたいと思います。

高調波歪のゲートゾーベルによる対策

IPP129N10NF2SとC3M0120090Dを使用したアンプの、高調波歪やリンギングの対策を検討します。 …

Hayato Aonami
2か月前

高電圧オペアンプによるAB級アンプの試作(その3)

LTC6090とLT1166によるAB級アンプで、C3M0120090Dを出力段にしたものを試作しました。 LTC609…

Hayato Aonami
3か月前

高電圧オペアンプによるAB級アンプの試作(その2)

LTC6090とLT1166によるAB級アンプで、IPP129N10NF2Sを出力段にしたものを試作しました。 IRF2…

Hayato Aonami
3か月前

高電圧オペアンプによるAB級アンプの試作

LTC6090とLT1166によるAB級アンプを試作しました。 LTC6090のデータシートにある回路を参考に…

Hayato Aonami
3か月前
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高電圧オペアンプによるAB級アンプの基板設計

LTC6090とLT1166によるAB級アンプの基板設計をEagleでしてみました。 電源プレーンですが上側…

Hayato Aonami
5か月前

高電圧オペアンプによるAB級アンプの回路設計

LTC6090/LTC6090-5 入力電流がpAレベルの140VCMOSレール・トゥ・レール出力オペアンプ このデ…

Hayato Aonami
5か月前
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オーディオにオカルトはあるのか?

パワーアンプの電源ケーブルや信号ケーブルを変えたり、インシュレーターを敷いたりすると、音が変わると言われています。 一般の人には理解しづらいかもしれませんが、実際には音の変化を感じることができる場合が多いです。 だから、オカルトと言う前に、その現象を説明できる物理的なモデルはないのか?というのが基本的なアプローチになると思います。 例えば、MLCC(積層セラミックコンデンサ)の鳴きが挙げられます。 これは、セラミック層の振動によるものです。 また、ケーブルの場合も芯線と被覆