営業とセールスの違い。人間vs ChatGPT
皆さんそうは言いますが。。
いくつかの企業やプロジェクトで営業という役割を担ってきましたが、
まわりを見渡しても多くの企業でクライアントと契約を締結して、
売上を稼いでくる役割のことを「営業」「セールス」
「セールスコンサルタント」だとかいろんな表現がされています。
同じ会社に属していても、違う管理職からも異なる表現で
それらの役割について言われています。
「営業部隊がー」とか「セールスがー」とか。
え? 一緒ちゃうん? 何が違うん? と思われるかもしれません。
けど、全然言葉が違うじゃないですか。
無意識に受け取ってしまうものかもしれませんが、
それってちょっと言う方も受け取る方も危ないのではと。
たしかにその表現は些細な単語の違いでしかないので、
役割的に売上を取ってくることだけを指しているのなら、
どの単語を使ってもいいとおもいます。
ただ、実際単語が違うのなら役割や定義を明確にしたほうが
健全なのではと考えるのです。
では「営業」と「セールス」この違いってなんなのか??
どこかの本に載っているわけではないですが、
「営業」は、単に売上を取ってくることではなく、会社の成長の源泉である「営業利益」を伸ばすことに貢献する売上を獲得することを指します。
「セールス」は単に売上を取ってくる役割のことです。
つまり、売ること・売り抜けることです。
この違いの本質的な大きな意味
たとえば炎上案件とか赤字案件ってありますよね。
案件獲得したけど、結果的に利益が損なわれるような。
あれを取ってきた段階で満足しているのは単に売上を取っただけの「セールス」なんです。
そうじゃなくきちんと顧客と自社、および受注した後も利益を残すことを
念頭においたセールス活動ができるのが本当の「営業」です。
決算の項目には「売上」と「営業利益」がありますが、「売上」はsalesと表現されます。そこから考えても、セールスは営業利益と結びつくものの、役割的な表現で考えると「単なる売上のこと」でしかないんですね。
また、「営業利益」は「企業が本業で稼いだ利益を表す損益計算書上の利益のひとつ」のことです。企業の本業は単に売ることでしょうか?
ちょっと日常の光景で考えてみてください。
町中でサービスを提供されているお店とかでも「営業日」って書いてますよね。
なんで「セールス日」じゃないんでしょうか?このことからも明白だと思います。
おまけ
優秀なChatGpt君に「営業」と「セールス」の違いを質問してみましょう(どきどき‥)
以上。まぁ売上を作った人が強いとされる企業が多いので、なかなか伝わらない考え方でしたとさ。
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