マレーシア人の僕が日本に住みたくない理由

読者のみなさん、こんにちは。　マレーシアからいつものカカです。

先週爆裂的に「いいね」いただいてとても驚きました。

正直自分の気持ち通りに書けば日本人はどんな反応するかと思いながら書いている時によく気を付けています。

しかし結果を見ると皆さんはいつもサポートしていただいていることがはっきりわかるようになりました。

本当にありがとうございました。　心からも感謝しております。

これからも頑張りたいと思います。

ブログも、そして研究もです。

さて、今週の記事も前回と同じような話題ですが、もっと激しいと思います。

なぜ日本語ができるのに日本に住む気がないんですかというテーマを決めました。

いつも通り忠告しておきますがこれは単なる僕自身の意見ですのでパソコン壊したり携帯捨てたりするような乱暴の真似をご遠慮ください。

正直に言うと日本のいいところはたくさんあると思います。

例えば真夜中に道を歩き時安心でどこかへ行けることとか

財布落としても返す人がいることとか

または道が分からなくても周りの人達に聞けば目的地にたどり着けることとかのことですね。

本当は日本のいいところを書きたかったら書ききれないと思います。

とてもとても理想な国だと思います。

僕のマレーシアの友達も日本へ旅行しに行ったら必ず

「いつか日本に住みたいな～」

「日本で働きたいな～」

「日本人と結婚したいな～」

のような発言を言っています。

では、ここからの問題を述べて行きましょう。

「果たして、日本は本当にいい国だろうか」

答えは既に日本人の皆さんの心の中にあると思いますがここで「僕が観た日本」の答えを発表します。

日本はマレーシアと違ってあらゆる物事が早いです。

先進国であるからか分からないのですが日本社会を見るとまるで何かを競争しているように見えます。

歩く時は化け物が後ろに追うような歩き方で食べる時は「明日世界が終わるから早く準備しなきゃ」のようにみんな立ち食いしています。

そんなに時間がないですか。

一日は２４時間がありますが急いでも２５時間になれませんよ。

ある大学の調査によると物事を全て早めにしたら体だけでなく精神にも負担かけてしまいますからストレスが溜まりやすくなります。

そして日本人は言うまでもなくストレスが溜まって自殺する人が多いのです。

たかが隣の人が優秀な大学に入れたことで我々も一生懸命彼と競争する必要はないと思います。

親父が会社の社長だからといってあなたも必ず社長になるまでもないでしょう。

僕は日本に住んだらおそらくこんな毎日の競走世界に耐えられないと思います。

時間の無駄ですから。

二つ目

日本社会の人間関係です。

皆さんの家の周りにいる人達つまりご近所の人をどれだけご存じですか。

職場の仲間達のことはどれだけご存知ですか。

あるいは今自分の子供達は何をしているかどこにいるかということ、ご存じですか。

先進国とはいえ個人主義が強すぎてもはや自分は自分、他人は他人のような社会になってしまいました。

僕の国ではそういうのはありません。

近所の人の娘さんはもし悪い人達と付き合ったら必ず怒鳴ります。

いつもおはようございますと挨拶している隣のおじさんはいきなり姿を見なかったら必ず訪問します。

自分のことばかり考えるのでなくちゃんと社会の一部として役割をはたしていますよ。

僕は日本にいた時よくある景色を見ました。

日本人同士でも授業中の時は仲間だったが放課後は他人っぽく扱いしていました。

まるで

「あなた様はあなた様の人生、僕は僕の人生」

のように見えました。

社会学を学んだらこれはまさしく社会のガンと言います。

いつも言い訳としてプライベート空間が欲しいと言った人が多くいます。

だから社会どころか日本の現代の家庭は長く持たないのです。

僕の考えでは何もかもプライベートにする必要はないと思います。

例えば、もしあなたの相手は自分のスマホをチェックしたかったら「はい、どうぞ」で渡せますか。

別に浮気しないならあげられるのでしょう。

あるいはもしあなたのお子供は学校でいじめられたりしたら前向きでお子供さんはちゃんと素直に答えられますか。

それともお子供さんは強がりで「自分の問題は自分で解決する」というような態度をしますか。

だから、プライベート空間は場合によって少し緩まった方がいいと思います。

どうせ何もかもプライベートが欲しかったらせめて温泉に入る時も体のプライベートな部分にもプライベートにしなさい。

人間は一人で生きられないからこそ他人が必要なんですよ。

こういうような人間関係は僕なら遠慮させていただきたいと思います。

というわけで僕の理由です。

続きは来週にしますのでお楽しみにしてください。

では、また来週。

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