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[映画レビュー2/5点]ストーン 誘惑に勝てないのが人間で、それに勝てるのは、、、信仰?

こんなジャンルです
・信仰、欲望がテーマ
・聖書がきっかけで人生が変わる宗教的なミステリー
・ロバートデニーロ、ミラジョヴォウィッチ、エドワードノートンという豪華キャスト
・信仰心のある者とない者の対比が面白い

ストーリー
もうすぐ定年の釈放管理官を務めるジャック(ロバートデニーロ)が、放火の罪で投獄されたストーン(エドワードノートン)を担当します。

ストーンの妻ルセッタ(ミラジョヴォウィッチ)にジャックを誘惑させるように仕組み、ようやくハメることに成功します。

しかしそんな中、ストーンが聖書を読んで信仰深い人間に変わります。


真面目で神を信じないけど誘惑に負け、責務を全うできなかったジャック。逆に、神を信じて立派な人間になった罪人ストーンの対比です。

ジャックは自分よりもストーンが立派に思えてしまいます。

やがてストーンを釈放したものの、ジャックは弱みを握られているので怯える毎日です。

ある日ジャックの家が火事になります。
妻が原因を釈明しますが、ジャックはストーンのせいだと思い込んで銃で脅しに行きます。
しかし、本当に信仰に目覚めたストーンを見て、撃てないジャック。そしてようやく退社当日、神の導きの音を感じながら、退社の荷物を整理するのだった。

個人的な感想

とくに衝撃な展開はなく、地味に物語が進みます。神の信仰とか、正しい行いとは何か、という重たいテーマなので、ミステリーというよりはヒューマン映画です。
神を信じるストーンとジャックの妻、神を信じないジャックとストーンの妻という対比になっています。
それぞれの行いが正しいか、正しくないか、考察すると面白い作品です。

ただ、ノートンといえば裏の顔を演じる実力派なので、そんな迫真の演技を期待してしまいました。
それと、ミステリーのジャンルに分類されてるので、そーいう見方から入っちゃうとダメですね笑

ノートンといえば、やはり真実の行方ファイトクラブですな( ̄▽ ̄)

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