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不協和音

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エンジニアとライターが始めた共同執筆プロジェクトです。エッセイを軸に、自分の感じたこと、考えたことを発信したり、同じテーマで互いに呼応したりする作品を作っています。
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2021年6月の記事一覧

寝てる間も、いろいろ考え事してるんでしょ

いや、わたしはいつだって眠いよ(笑) これは呼応して書くやつだ、と思った雨模様の朝(…から書き始めて今は夜) 実際のところ、平日は1時30分頃に寝て6時頃に起きてるから、4時間30分くらい。確かに、山本さんと比べると短い。 kuroda と睡眠の話をたまにする。彼女は、すごいショートスリーパーで4時間くらいでも全然いけると言っていた。寝れればOK。寝付きもいいし、早起きも苦じゃない、らしい。遅く寝て、早く起きるタイプなんだってさ。私の母親もそんなタイプ。 早起きが苦じゃ

同じ時間を生きているはずなのに、睡眠時間が長いだけで損している気分になる

kuroda と睡眠の話をたまにする。彼女は、すごいショートスリーパーで4時間くらいでも全然いけると言っていた。寝れればOK。寝付きもいいし、早起きも苦じゃない、らしい。遅く寝て、早く起きるタイプなんだってさ。私の母親もそんなタイプ。 一方の私は、朝全然起きられない。最低7時間は寝ないと日中眠さやだるさが残るし、自然に起きようと思ったら8-10時間くらい寝てないと厳しい。下手に早起きをしても、全然3文の得はしない。(気分は確実によくなるけど) 中学の時は、幼馴染が毎朝迎え

ご飯、みそ汁、唐揚げ、たったそれだけで

帰り道。 唐揚げを売っているお店がある。いろんな種類の唐揚げを計り売りで売るタイプの店。唐揚げ好きの私にとってはすごく魅力的なお店で、つい立ち寄ってしまう。唐揚げはなんて魅力的なんだろう。 --- お店で。 今日は、2種類の唐揚げを買った。竜田揚げみたいなやつと、塩麹がかけてあるやつ。定番と変わり種を組み合わせてみた。袋から漏れ出す香りが、食欲をそそる。「早く家に帰って食べたいな」と思いながら、家に向かう。 --- 帰宅後。 最近買ったバーミキュラで、お米をわざ

クレープ屋さんって優しい

好きな食べ物に挙げるほどではないが、クレープ屋さんを見ると食べたくなる。 チョコレートが好きだから、チョコレートを使ったクレープ。 でも、生クリームもカスタードも苦手なので、それは食べられない。 フルーツもそんなに好きってほどじゃない。この時点でクレープを食べる資格ないんだけど、それでもチャンスがあったら食べたくなる。 要するに、生地とチョコソースだけ。 あるいは、生地とチョコスプレーだけ。 そんなクレープ。 時々そういうメニューのあるクレープ屋さんもあるが、多くの場合、

書きたいことがあるのに、思ったように筆は進まなくて。

ちゃんと自分の考えをまとめないといけないなと思っていることがある。でも、どうしても思っていることがまとまらず、ふわふわとしたまま全然筆が進んでいない。 思っていることがたくさんあるのもそうだけど、考えをまとめるのがあまりにも難しくなっているようなそんな気分。 考えをまとめるがずっと苦手。自分の考えがないんじゃない。自分の考えが色々ありすぎて、私の表現力だと全然自分の考えを表現できない。葛藤する。 過去のことになってしまうと、悩んでいたことすらどうでもよくなるし、まとめた

hydrangea

紫陽花は美しくてセクシーな花だと思う。 雨を浴びてつやめくことが計算されたような色味とフォルムに見えるから。 雨の朝は、道中で紫陽花を眺めるのに時間をとられて、よく遅刻しそうになる。 ただ、咲いたまま色褪せるのが残念だ。 散りもせず、咲いたまま枯れていく。 晴れ続きの6月、公園の紫陽花はもう褪せはじめていた。 文字通りの慈雨を求めているんだろう。 季を過ぎたさびしさはあるが、今年はもう遅刻の心配をしなくていい。

6月6日、雨の午後

10cmくらい窓を開けた。 風と呼ぶほど強くはない空気の流れが生まれ、部屋の温度が少し下がる。 今日は雨。湿度が高いが、暑くはない。 肌に空気中の水分がまとわりついてくる感じと、「潤う」の違いを、うまく認知できないままでいる。 6歳児も3歳児も、外に行けないのを残念がっている様子はない。 100色の色鉛筆を引っ張り出してきて、6歳はずっとポケモンの絵を描いている。 3歳の方の遊びは、おもちゃや絵本を荒らすことが目的。 たぶんもうすぐ充電切れになって、いきなり昼寝すると思う。

終わりがなくてせつないもの

Google Authenticatorを使うたび、何となくせつなくなる。 意味のない6桁の数字だけど、たぶんもうこの組み合わせに出会うことはないんだろうなと思うから(あっても、絶対に思い出せない) あと、自分が使っていない時もこの数字はずっと生成されていて、目にしなかっただけで存在はしている。 休憩も終業もない労働みたいで、胸苦しい感じがする。 時計も、それに近い。 子どもの頃、「時計はお休みがなくて大変やね」と言ったら兄に笑われた。 自分の目に映らない場所や時間でも確実に