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クレープ屋さんって優しい

好きな食べ物に挙げるほどではないが、クレープ屋さんを見ると食べたくなる。
チョコレートが好きだから、チョコレートを使ったクレープ。
でも、生クリームもカスタードも苦手なので、それは食べられない。
フルーツもそんなに好きってほどじゃない。この時点でクレープを食べる資格ないんだけど、それでもチャンスがあったら食べたくなる。

要するに、生地とチョコソースだけ。
あるいは、生地とチョコスプレーだけ。
そんなクレープ。

時々そういうメニューのあるクレープ屋さんもあるが、多くの場合、ミニマムが生地とチョコと生クリームかカスタード。
だから「チョコカスタードのカスタード抜き」か「チョコ生クリームの生クリーム抜き」を注文する。
どっちで頼んでも着地点は一緒。

お店の人を戸惑わせてしまうが、食べたいように食べたいんだから仕方ない。
でも、そば屋で「きつねそばのそば抜き」って頼んだら追い出されそうだな。
「(素材を抜いても)値引きはできないですけど…」と言われることはあるものの(もちろん全然かまわない)販売拒否に遭ったことはない。
クレープにおける生クリームやカスタードの地位は知らないけれど、およそどのメニューにも入ってるくらいだから、そば屋のそばに匹敵する可能性はある。

そう考えると、クレープ屋さんって寛容だな、と思った。

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