文壇ゴシップニュース

文学に関するゴシップを投稿しています/アイコンは『文壇』を書いた野坂昭如(サングラスなしVer) ブログ https://hayasiya7.hatenablog.com/ Twitter https://twitter.com/hayasiya7

文壇ゴシップニュース 第7号 アルベルト・モラヴィアの逆ポルノ小説『わたしとあいつ』

千種堅『モラヴィア』を読んでいたら、モラヴィアに『わたしとあいつ』という問題作があることを知った。モラヴィアが64歳の時に発表した長編小説だ。モラヴィアはもともと…

文壇ゴシップニュース 第6号 シンクレア・ルイスの顔面を侮辱したヘミングウェイ──私小説としての『河を渡って木立の中へ』…

まずは、次の文章を読んでもらいたい。  二人は、三つ目のテーブルにいる男のほうを見た。イタチのがっかりしたところを、うんと拡大したような不思議な顔をした男だ。安…

文壇ゴシップニュース 第5号 ニーチェを読む渡邉恒雄あるいは精液でいっぱいの一升瓶、作家にとってパーティーとはなにか

ニーチェを読む渡邉恒雄あるいは精液でいっぱいの一升瓶  高校生の頃だったか、スポーツ雑誌の『Number』を読んでいたら、渡邉恒雄特集(という名の批判)みたいなのが組…

文壇ゴシップニュース 第4号 夏目漱石が出した緑のウンコ/宇野浩二とグリセリン浣腸、ノーマン・ポドーレツ『文学対アメリカ…

夏目漱石が出した緑のウンコ/宇野浩二とグリセリン浣腸  夏目漱石の弟子の一人である江口渙が書いた文学的自伝『わが文学半世記』には、漱石と江口による、次のようなや…

文壇ゴシップニュース 第3号 谷崎潤一郎と泉鏡花の仁義なき鍋戦争、ホテルと糞とテネシー・ウィリアムズ

谷崎潤一郎と泉鏡花の仁義なき鍋戦争  泉鏡花については、その小説と同じくらい、奇癖についても語られてきた。師匠である尾崎紅葉を崇敬するあまり、床の間に飾った紅葉…

文壇ゴシップニュース 第2号 ヤクザに自分の糞を拾わされた武田泰淳、ツルゲーネフとドストエフスキーの対決

ヤクザに自分の糞を拾わされた武田泰淳  終戦後、物資が払底した日本ではカストリという酒が流行った。サツマイモやコメを原料にした粗悪な密造酒で、味わうというよりか…