林周平/ビジネス投資家/繁盛経営アカデミー代表講師
自分でビジネスをやっていると、予想外の出来事や問題、トラブルが起きることもあります。起きた事に対して、誰かが答えを用意してくれる訳ではありません。また、仮に教えてくれたとしても、その答えが正しいとも限りませんし、今までは正しかったとしても、時代の流れとともに正しくなくなるケースも十分考えられます。 そのため、自分自身の頭で考え、どの情報を受け取り、どの方向に向かってビジネスを進めていくかを決めていく力が、現代社会でビジネスを成功させ、人生を好転させる上で何より重要なスキルだと僕は思います。 このように、何が正しいかが分からないような状況の中で、自分自身やビジネスを俯瞰して、構造的に捉え、間違った判断をしないためのスキルこそが情報インテリジェンスです。 今回は、そんな「情報インテリジェンス」を身につけるための方法論について説明していきます。
みなさんはどんなビジネスパーソンで在りたいですか? やはり、お客様から信頼され、関わる色々な方から評価され、ビジネスを長期的に大きく成長させていけるような、そんな「信頼されるビジネスパーソン」で在りたい、という方が多いと思います。 その上で、最も重要なのが、人との信頼関係。ビジネスはどのような業種であっても人と人との信頼関係で成り立っています。 お客様、業務提携先、仕入れ先、など人との信頼関係を長期的に良い状態で創り上げていくことが、ビジネスを長期的に大きく成長させていくコツです。 今回は、そんな人と人との信頼関係を創り上げ、ビジネスを長期的に大きく成長させていくビジネスプロフェッショナルになるために必要なスキルや方法論について解説していきます。
会社を経営していると色々な問題が起きます。特にベンチャー企業など立ち上げて数年の会社は問題が山積みです。その問題を一つひとつ的確に解決していくことで企業は成長していくので、経営者にとって問題解決能力は必要不可欠なスキルと言えるでしょう。 しかし、会社で起きる問題のほとんどは、数学のテストの問題のように、答えが明確に用意されていないため、「問題が複雑で、どう解決していけば良いかがわからない・・・」と悩んでいる会社の経営者の方なども多いのではないでしょうか。 本マガジンでは、グループ企業10社の経営参与として、そして事業投資家として、様々なベンチャー企業の問題を解決してきた事業投資家の林周平が、問題解決の基本から応用まで、自分自身で使っている手法やノウハウを解説しています。
普段から「忙しい」「時間がない」が口癖になっていませんか? また、常に何か時間に追われている感覚があったり、「時間に追われて忙しい」感覚から抜け出そうと思っても抜け出せないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。 「なんで、あの人は絶対忙しいのにも関わらず、あんなに時間にゆとりがあるんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか。その秘密は「時間管理」にあります。 本記事では、時間に追われて忙しいビジネスマンから脱却したいという方向けに、事業投資家であり、時間管理などを含めたコンサルティングを数多く行ってきた林周平が、時間管理のコツを本質的、かつ徹底的に解説します。 時間に悩む方はぜひ、ご覧ください。
はじめまして、ビジネス投資家の林周平です。 僕は現在、ビジネス投資家・事業家として10社のグループ会社の経営に関わっており、企業共創支援機構の理事であり、繁盛経営アカデミーの代表講師もしています。 僕が一般的な事業投資家と少し違うのは、会社の実務までハンズオンで踏み込んでいる点で、現場で起こる事細かな課題まで一緒に頭を悩ませながら伴走しています。 また、スタートアップに限定した投資をしているわけではなく、1人ビジネス(フリーランス・1人社長・ほぼ社長で回っている零細企
ビジネス投資家・連続起業家の林周平です。繁盛経営アカデミーという経営塾の代表講師を勤めています。詳細プロフィールはこちら。 御社のウェブサイト、あきらめていませんか?なんとなくマーケティング目的で作ったものの、全然運用できておらず放置プレイになっている…というのは、中小企業のお決まりのパターンです。 恥ずかしながら僕のグループ各社もそういうサイトがあります。 でも、意外とそのサイトが宝だったりして…? 一例に、企業公式サイト+ブログ記事×20記事のサイトがありました。
ビジネス投資家・連続起業家の林周平です。繁盛経営アカデミーという経営塾の代表講師を勤めています。詳細プロフィールはこちら。 事業が一つ黒字転換しました!僕が一番好きな言葉は「単月黒字」です。 事業企画において一番重要にしているマイルストーンです。 「経営とは利潤の追求である!」 なんて言葉を経営の教科書で習いましたが、でもそれは、ちょっと古い感覚だなと感じます。 僕はバリバリのビジネスマンに見られがちですが、実は全然そんなことありません。 会社を無限に大きくしたいなん
こんにちは。ビジネス投資家・連続起業家の林周平です。繁盛経営アカデミーという経営塾の代表講師を勤めています。詳細プロフィールはこちら。 競合から差別化するためのブランディングの方法以前よりもウェブで誰もが簡単に情報発信できるようになり、 同じようなサービスが乱立して自社の商材を埋もれてしまっていませんか? ・昔の手法が通用しなくなってきた ・広告の反応が落ちてきている ・競合が乱立して市場を荒らされている …など、お悩みの声をよく聞きます。 そこで「ブランディング」の
前回の「ロジカルシンキングの本質とフレームワーク【情報インテリジェンスの高め方⑥】」では、一般的にイメージされているロジカルシンキングの本質や、誤解や落とし穴について解説してきました。 ロジカルシンキングを決して否定している訳ではなく、何でもかんでもロジカルシンキングが通用するという考え方をしている方が多すぎるので、その本質を正しく認識し、正しい場所で使いましょう、ということをお伝えしたかったのです。 ロジカルシンキングは正しい使い方・場所で使用すれば、情報インテリジェン
前回の「時代の流れを捉える3つの視点【情報インテリジェンスの高め方⑤】」では、時代の流れを読むことの大切さや、「政治」「経済」「社会」という時代を捉える視点についてお話してきました。 この3つの視点から世の中の流れを読み、自分のビジネスはどこに位置していて、何がどう影響しあっているのかを把握することが、情報インテリジェンスを得る上では重要です。 ※前回の記事はこちら 時代の流れを捉える3つの視点【情報インテリジェンスの高め方⑤】 また、同時に今回解説する「ロジカルシン
前回の「自社を構造的に捉えよう!【情報インテリジェンスの高め方④】」では、構造が仕組みを支配した歴史的事例を元に、自社を構造的に考える重要性について解説してきました。 世の中のあらゆる構造の中の、どこに自社が位置するのかを的確に捉えられていないと、構造が変わった際に、自社もその変革の影響をもろに受けてしまいます。 そうならないように、まずは、世の中の構造をしっかりと把握し、意識するところから始めてみてください。 ※前回の記事はこちら 自社を構造的に捉えよう!【情報イン
前回の「本質(構造)が仕組み(テクニック)を支配する!【情報インテリジェンスの高め方③】」では、「どれだけ仕組み(テクニック)で改善しようとしても、構造自体が変わってしまうと、一気に淘汰されてしまうぞ!」というお話をさせていただきました。 ※前回の記事はこちら 本質(構造)が仕組み(テクニック)を支配する!【情報インテリジェンスの高め方③】 仕組み(テクニック)の方が短期的な成果・結果が出やすいので、世の中は仕組み(テクニック)を求めます。 もちろん、仕組み(テクニッ
前回の「情報インテリジェンスを構成する3つの要素【情報インテリジェンスの高め方②】」では、情報インテリジェンスを身に付けるために必要な3つの要素について説明しました。 僕は仕事上、色々な営業やコンサルを受けたり、経営コンサルとして経営に参画したり、グループ会社10社の社長や、林経営塾のメンバーと日々意見交換やアドバイスをさせていただく機会が多くあります。 その中で思うことが、「インプット(知ること)」「スループット(考えること)」「アウトプット(結論・ノウハウ)」の3つの
前回の「起業家・経営者は情報インテリジェンスを持とう!【情報インテリジェンスの高め方①】」では、少し概念的なお話をしました。 難しい言い回しにはなってしまいましたが、何が言いたかったかと言うと、「物事一つひとつに対して、仮説を立てて検証し、施工するインテリジェンスを起業家や経営者は持つべきだ」ということです。 情報インテリジェンスとは、「間違った判断をしないための分析や解釈を行う知性」のことです。 世の中の正解に騙されず、流されず、本質を理解して、人々を導く存在であるた
これからビジネスをしていく上で何よりも重要なスキルが、自分の頭で考え判断する能力です。 世の中には数多くの情報が飛び交っています。正しい情報だけではなく、間違った情報も多く飛び交っています。 今は、そんな多くの情報の中から、どれが正しいのかを自分自身で取捨選択し、分析し、判断していかなければいけない時代です。 例えば、ここ数年、ニュースなどで何度も繰り返し言われていたのが「ご自身でリスクとメリットをよく考えた上で決めてください」という言葉です。 そうなんです。誰も答え
前回の「自分の価値の源泉(気質)に合った強みの活かし方を考えよう【ビジネスプロフェッショナルへの道④】」では、自分自身の価値の源泉、すなわち自分自身の気質にあった強みの活かし方が重要であり、気質には決して自分自身は抗えないということを、トビバコ社の事例を元に、お伝えしてきました。 本記事では、ビジネスプロフェッショナルになるために重要な3点(「信頼感」「価値の源泉」「ブランドの創出」)のうち、最後の「ブランドの創出」について解説していきます。 ※前回の記事はこちら 自分
はじめまして、林周平です。 この記事は僕に興味を持ってくれた方に対して、自己紹介をするために書いています。 僕が現在どういうことをやっているのか これまでどういう経緯があったのか これから何を行っていきたいのか これらを知ってもらうことで林周平という人物を少しでも立体的に捉えていただき、一緒にビジョン実現に対して行動する仲間が増えたら嬉しく思っています。 僕が現在取り組んでいること〜スモールビジネス型のビジネス投資と事業化実践塾〜僕は現在、ビジネス投資家として10
前回の「ビジネスにおいて、信頼感を醸成するための方法【ビジネスプロフェッショナルへの道③】」では、有言実行が重要であり、「言ったことを守る」という小さな信頼の積み重ねによって信頼感は醸成されていく、ということについて解説しました。 本記事では、ビジネスプロフェッショナルになるために重要な3点(「信頼感」「価値の源泉」「ブランドの創出」)のうち、「価値の源泉」について解説していきます。 ※前回の記事はこちら ビジネスにおいて、信頼感を醸成するための方法【ビジネスプロフェッ
前回の「第一印象から評価が下がってしまうビジネスパーソンの3つの特徴【ビジネスプロフェッショナルへの道②】」では、ビジネスプロフェッショナルになるためには、信頼感と価値の源泉、ブランドの創出という3点が重要であり、継続的に価値を提供し続け、自分自身のブランドを作りあげることが大事である、とお伝えしてきました。 本記事では、ビジネスプロフェッショナルになるために重要な3点(「信頼感」「価値の源泉」「ブランドの創出」)のうち、「信頼感」について、具体的にどのような行動を心がけれ
前回の「長期的に評価されるビジネスパーソンになる方法【ビジネスプロフェッショナルへの道①】」で、長期的に評価が上がるBS型のビジネスパーソンこそが本物であり、そこを目指すことがビジネスを長期的に大きく成長させるポイントであるということが、お分かりいただけたと思います。 ここからはいよいよ、そんなビジネスパーソンを目指すためには、どのようなポイントを抑え行動していけば良いかについて解説していきます。 ※前回の記事はこちら 長期的に評価されるビジネスパーソンになる方法【ビジ