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ちょっとした時間の考察「思い出のすべてがマボロシ」

記憶はどこにあると思いますか?又は、記憶とは何でしょうか。実態のないものを証明する事は簡単ではないと思います。

幽霊も見える人には見えるものの、見えない人からしたら存在するという証拠がないのでわかりませんよね。けど、いないという証明もできません。無いものなんて証明できないから存在しないなら、「0」はどうやって説明するんだろうと個人的には思います。(0の証明はもしかしたらあるかもしれないけど、考えてできるものでは無いと思います)

学校のテストの解答を記憶したり、違う言語を記憶して話せる様になったり色々とあります。

今、この瞬間の私たちが私たちの先頭をだとしたら、行動した後の私たちは過去になります。

今!って思った瞬間に、すでに凄いスピードで過去に向かってると思います。

だから、私たちは常に少し先の未来を予想しながら生きていると考えています。

じゃあ、その過去はどこにあるのかと言えば、「記憶の中」だと思います。

個人の記憶、共有された記憶。紙に記録を取ったり、それを裏付けるモノ。

なので、忘れてしまう、とその過去は消滅します。

思い出すとまた出現しますが、その記憶の解釈が変わると、実際に起きた過去を違う内容で捉えてしまうという性質もあります。

逆を言えば、「過去は変えられないけど解釈は変えられる」と思います。だから、なんでもいい様に捉えたら案外こころの負担は軽くなります。。

先程、今は凄い速さで過去に向かうと書きましたが、では「今を大切にする」とはどういう事でしょうか。

実は過去からこちらへ向かってくることもあります。過去に起きた事実の中に「経験」というものがあります。

今を大事にするという事は、「過去の自分の行動が今の自分を後押しする」という事だと思います。

この先どうなるかわからないけど、役に立つであろうことを模索しながら行動するんです。その沢山の行動が、ある日の今の自分に突然追い風を起こします。

だから、悪いこと以外なんでも挑戦して損な事はないと思います。その過去の行動をどう利用するのか。

そこも大事だと思います。

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