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論語「人にして恒無くんば以て巫医を作す可からず」

人にして恒無くんば以て巫医を作す可からず

(ひとにしてつねなくんばもってふいをなすべからず)

人間にとって最も大切な、いついかなる時も変わることのない良心を持たない者は、巫女 (みこ) や医者でも救うことができない。

という考え方です。

あいつマジでわりぃやっちゃな

あのクズヤロォ、閻魔様が地獄に呼ばないなら俺が連れてってやる!

とか、人が集まればそんな話出てきますね。
もっと憎んでる時もあります。

その時、人は己の中の「正」をその「ダメなヤツ」に論じて正してやろうとしてます。または許さないという気持ちでずっと、心に残ります。

「人の不正にこだわるな」という言葉もあります。

そんなの間違ってると正論を言ったところで、良識のない人間には何も伝わりません。

不誠実な人間に、誠実を論じても絶対に分かり合えません。

はたまた、己が本当に正しいのかどうか。

という問いもあります。

ですが、もし私たちが「良心」を持っているならば、そんな下劣な精神に引っ張られる、呪われている事は、本当にもったいない事です。

気持ちはとてもわかります。

ですが、良心のある人こそ、それを乗り越えさらに先へ進まなければいけません。

その人の助けを待つ人が、その先に待っています。

下劣な経験や記憶、人間から、離れましょう。
恨む努力より、離れる努力をしましょう。

ともすれば、お互いが良心を持ち話し合い、お互いが成長し合える様に、たくさんの視点と物差しを持ち、相手の世界も混ぜ合わせられる様な器量を持つこと。

それが大事だと私は思います。

では、そこに至る為に何を己に問い掛けなくてはならないか、どの様に思いますか?

良心とは何か
誠実とは何か
本質とは何か
私の勘違いは何か

この問いを、ほどいていくのが良いと思います。

その答えは、その人それぞれにあると思います。

良い答えに巡り会えます様に。

一矢報いるチャンスが来るかもしれません。

もし、その時が来たら、

存分に力を発揮すれば良いだけのことです。

「勉強とは即ち、チャンスに備えることである」

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