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E-BOYイズム

『私』が駅前でバスを待っていたら、大きなラジカセを肩に担いだおじいさんが、リズムに乗って歩いてきた。
なんとも古めかしい、平ったいラジカセだった。

おじいさんは駅の出口にたどり着くと、ラジカセを地面に置いて、『北酒場』をテープで流し始めた。
おじいはんは「北酒場』に合わせて、拳をふりながら歌うふりをした。
なんとも気持ちよさそうだった。

「北酒場』が終わると、『まつり』が流れ出してきたが、バスが来たので『私』はそれに乗り込んだ。

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