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『LEAN ANALYTICS』を読んでみた~スタートアップをするための流れ③~


~はじめに~

こんにちは、Gumです。
今回は前回に引き続き、『LEAN ANALYTICS』を読んでみて、スタートアップをするための具体的な流れをまとめていこうと思います。

その方法とは。
今いるステージの確認&事業として成り立つまでのステージをクリアしていくこと!です。

・ステージ1 共感 

目的:ターゲットとなる多くの顧客(以下ターゲットとする)がお金を払ってくれて自社が解決できるニーズを特定することである。 
常に顧客の意見を聞き、心から理解することが重要。インタビューからターゲットが苦しんでいる課題をみつけ、ソリューションの構築、MVPをローンチする。

・ステージ2 定着 

目的:ターゲットのみんなが戻ってくるようやり方で課題を解決していくこと。定着してもらうことがゴールだ。
 ターゲットのエンゲージメントを数値で計測し、製品切り替えが難しい状況になるように期待通りに使ってもらえるようにする。

・ステージ3 拡散 

目的:既存顧客が使い続けてくれるような製品を構築し、既存顧客から新規ターゲットにメッセージを広めること。 
拡散方法は3つで「自然的拡散・人工的格差・クチコミ」ここではバイラル係数を追跡し、1未満だとしても持続的な成長や顧客獲得コストの低下に役立っていればよしとする。 どうすればバイラルサイクルタイムが速くなるか努力する。

・ステージ4 収益 

目的:損益分岐を守って成長していくこと。
 方程式=(売上ー顧客獲得コスト)これが成長を促進する重要な式であり、正しい製品を作り、本物のビジネスを経営している証明になる。

・ステージ5 拡大 

目的:会社の将来像を描き市場の証明をするために、過度な利益をもたらす持続可能で拡大可能なビジネスを発見する。 
基本戦略は集中戦略、コスト戦略、差別化戦略の3つ。戦略・戦術・実行がゴールに繋がるように指標の階層を設定していく。

・ステージ6 持続継続し、拡大し続けるためのOMTMを決める

商品開発におけるOMTMは、下記とする。
(ただし、拡大し続けるためにもフェーズによって変化する可能性がある)
LTVを高め、平均顧客単価を上げる。
*LTV = 平均顧客単価 × 粗利率 × 平均契約頻度(回/年)× 平均継続期間(年)

~さいごに~

余談ですが、元営業としてはやはりクライアントに寄り添った提案や商品にしていってwinwinの関係性を保つことがいちばんだと思ってます。(そうじゃないと解約やクレームにつながりますからね ; ; )
なので、さいごの”平均顧客単価を上げること”は
ただ単に単価アップすることでなく
価値提供や顧客満足度もあげていった上で、達成していきたいと考えています。

そのための商品開発のポジションだと思うので、
わたしもこれから学んだことを実践していきたいと思います!
Gum


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