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【孫子の兵法・その23】 孫子の兵法と城攻め~リスクを具体的に考えよ!


戦わずして勝つことこそ、最上なり(再掲)

孫子は言う。

戦争の原則では、敵国を痛め付けないで屈服させるのが上策で、
敵国を撃破して屈服させるのは次善の策だ。

敵の軍団を痛め付けないで屈服させるのが上策で、
敵の軍団を撃破して屈服させるのは次善の策だ。

敵の旅団を痛め付けないで屈服させるのが上策で、
敵の旅団を撃破して屈服させるのは次善の策だ。

敵の中隊を痛め付けないで屈服させるのが上策で、
敵の中隊を撃破して屈服させるのは次善の策だ。

敵の小隊を痛め付けないで屈服させるのが上策で、
敵の小隊を撃破して屈服させるのは次善の策だ。

そういうことから、百戦百勝は最善ではない。

戦闘しないで敵兵を屈服させるのが最善なのである。

孫子・謀攻篇その壱

最上の戦争は敵の策謀を破ることである(再掲)

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これからお届けする【勝つための思考と行動~東洋の英知「孫子の兵法」】は、現時点で書籍化しておりません。 そこで、noteの『定期購読マガジン』機能を活用して記事を配信させていただきます。2年間で読み切っていただけるように鋭意努力して参りますが、月4本は必ず配信させていただく所存です。 どうぞよろしくお願いいたします。

東西文明が交代期にある今、国際政治も会社経営の現場も、鎬(しのぎ)を削る戦いの場となっています。食うか食われるかの陣取り合戦が起こっている…

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