手紙を書ける人生を

こんにちは。早瀬くもりです。
わたしは1年間休学をして、岩手県のど田舎にプチ移住、シェアハウスで暮らしています。

今回は、残りのシェアハウスでの日々について考えていることを書きます。4月20日から始まった移住+共同生活も残り2週間となりました。
楽しみなこともたくさんあるけど、ふとした時にとても寂しい、そんななんとも言えない気持ちです。

残りの2週間、ハウスメイト一人ひとりが、ライフプロジェクトに取り組むことになりました。
ここで学んだことや考えたことをまとめたり、これからの人生を豊かにする取り組みをしようという動きです。

わたしは、手紙を書くことにしました。

出来るだけたくさんの人に、時間がある限り、納得がいくまで書きます。
ハウスメイトやここでの関係者だけではなく、疎遠になってしまった友達や、家族、これから先会う予定がなくても渡せなくてもいいから、心の中にずっといてほしい人たちに書くことにしました。

わたしは、すべての人に片想いしているのではないか、と思う時があります。
例えば、ハウスメイトの1人が恋人くんとの関係に悩み、泣いていた時、わたしはとても寂しかった。わたしがその子のことをどれほど愛おしく思っても、その心の穴を決定的に埋められるのが恋人くんでしかなくて、わたしが介入する隙間なんてこれまでもこれからもないから。
そんなこんなで、自己満足だけど、本当に1ミリの疑いもなく大切に思ってるから一方的に伝えようと思う。


またまた突然だけど、今日出会った人が、「アブに噛まれたときに痛い痒い寂しいって思うかな」って言っていた。どんな感覚で言ってるか本当のところはよく分からいけれど、わたしもいつだって似たようなこと思ってるな〜ってめちゃくちゃに共感。アブに刺された話なんてみんな興味ないってわかってるけど、なんか話したくなる相手いるんだよな、とか思う。そんなことを手紙に書こう、どうでもいい話をしたい人に。

素直じゃない自分のために書く。
思い出の中で、いつも「大好きだな〜」って思わせてくれる人に書く。
忘れられないあの子に、近況報告を書く。
家族には、わたしの頑張りを聞いてほしくて書く。
どうかこれからも元気でいてほしい人に書く。


心の中に30人くらい、愛おしい人を思い浮かべられたら、毎日元気に生きていけるんじゃないかなって最近すごく思う。

大好きな人が沢山いる。
大好きな人たちに大好きだって伝えたい。
たとえ本人に届けられなくても、わたし自身のエネルギーになる。

すごく手紙を書きたい。


愛おしくて、繋がっていたくて、手紙を書きたい相手がたくさん思い浮かぶ人生は、とても豊かだと思う。わたしの人生には、たくさんの人が必要で、人を愛して生きていきたいってここでの暮らしで強く思った。

自分で言うのもなんだけど、わたしにぴったりのプロジェクトだと思う。
多分、わたしはこれから先も、なにか熱い思いが込み上げたとき、手紙を書くんだと思う。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。生きていたら嫌なことってそこそこにあるけど、noteに書いていることは全部素直な気持ちだから、この記事も、全部を大切に思っていた証明になってちょっと心強いです。がんばります。



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