【キャリア相談】仕事を任される自分になりたいあなたへ
早坂亜希子です。
今回いただいた質問をもとに、仕事を任せてもらえる人の共通点をまとめてみました。
質問内容
広告代理店企画職(25歳・3年目)
1〜2年目はOJT中だったこともあり、先輩の仕事をお手伝いすることの方が多かったのですが、3年目からは自分に仕事がくるように社内営業や、仕事を振ってくれる営業さんから「自分に仕事を任せたいと思われることが大事だ」と言われ、すごく不安になっています。
今のところ2年目までに着手した仕事の延長線で売上が上がっていますが、どうしたら自分に仕事がくるのかもわからないし、どんな仕事も断れず、どんどん忙しくなっていきます。
自分に仕事を任せたいと思われるにはどうしたらいいのか?について教えてほしいです。
「仕事を任せてもらえる人」の共通点
上司から仕事を任せてもらえる人は、上司や周りから高い信頼を得ています。
信頼は、一朝一夕で得られるものではありません。日常のコミュニケーションの中で信頼を積み上げ、実績をつくっていくことが必要です。
1.約束を守る
約束を守ることは、信頼関係の必要なビジネスにおいて重要なことです。
顧客との関係性に限らず、社内の中でも共通して最低限守らなければならないことです。
仕事を任せられる人は、約束した時間、約束した期日までのタスク、約束したことを守り他の人との協力を円滑に行う能力を持っています。
そして、さらに仕事ができる人になるためには、決めたことを守る力です。
2.メールの返信やレスポンスが早い
メールの返信や応答、レスポンスが早い人は、周りからの信頼を得ます。
レスポンスが早いと、組織全体の効率化や、タスク全体が円滑に進みます。
つまりレスポンスの早さと責任感は連動しています。
3.仕事を覚えるのが早い
仕事の覚えが早く、一度上司が言ったことを実行できる人は、任されるタスクが多いです。
単純に記憶力がいいというのではあなく、タスクの目的から目標を定め、業務に関する必要な情報を調べたり、アドバイスを受け、実行していく推進力があるので、言われたことをただやる作業ではなく目的から機能した仕事ができる人です。
反対に反応が遅いと、組織内で不満や誤解を生み出すだけでなく、大きな仕事を任せるまで信用されることは難しいでしょう。
4.スケジュール管理ができる
タスクを任せられる人は、自己管理が出来ます。
重要なタスクに時間を割り当てられるようにタスクのスケジュールを立て時間管理をします。
5.コミュニケーション能力
他人と協力してタスクを行う上でコミュニケーション能力は欠かせません。
高いコミュニケーション能力は、仕事の成果に影響を与えるだけではなく、トラブルが発生した時の対応力など、機会損失を最小限に抑えたり未然に防ぐことが出来ます。
6.人に仕事を任せることができる
コミュニケーション能力があると、周りに協力してもらうことでタスクを円滑を進めることが出来ます。
タスクの内容は、目的や注意点などを正確に伝える技術が求められます。
タスクを依頼した後も、効果的なサポートが大切です。
他人に仕事をお願いできる人ほど、コミュニケーション能力や信頼性が高いと評価され、仕事を任せられる機会が増えるでしょう。
7.感情が安定している
職場では、ストレスやプレッシャーを感じながら仕事を遂行していきます。
感情をコントロールできる人は、事実を認識し冷静に判断を行い解決策を見つける能力があるため、信頼されます。
一方、感情的になったり凹んだりしてタスクが進まないと、責任のある仕事で任せられるチャンスは難しいでしょう。
裁量のある職場に転職したい人がまずやること
今回の質問者の方ではないですが、もっと裁量のある仕事をしたくて転職を考えている方もいらっしゃると思いますが、その場合は、まず、いまの職場で自分なりにも仕事を任せてもらえるよう努力をした上で新しい職場へ臨むことをおすすめします。
いま現時点で主体的に仕事をしたり、仕事を掴んでいく努力をしていなければ、職場や周りが変わっても同じことの繰り返しになりかねません。
まとめ
仕事を任せられる人の共通点は、仕事が出来るだけではなく、視座が高く、メンタルが安定しているので、組織の中でもリーダーとして期待され、活躍する人だと思います。
ぜひ参考にしてキャリアアップにご活用ください。
自己紹介
表参道でオーガニックショップORblueNa (オルブルーナ)を経営しております。
毎日つかうものだから、ご機嫌にするアイテムを。
オーナーである私が、ひとつひとつ手にして、つかって心地よいと感じたもの、想いや熱量が高いものを取り扱っています。
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