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パッケージという選択肢も悪くないよね

はやぱぱです。

最近は買い物などの意思決定に際して細かなスペックまで追い切らずに買うというフットワークの軽さが身についてきました。

少し前まで検討の時間が多かったのは、ひとえに「俺の考えた最強のスペック」をできるだけ満たす商品・サービスを買おうと思っていたからです。

何でもカスタマイズできるのはよいことだけど

カスタマイズという言葉の響き、とても魅力的ですよね?w

アニメやゲーム、小説の世界にはだいたい主人公専用の武器や能力が備わっている設定だと思います。そんな世界観で育つと、現実でも愛着が湧く自分専用のアイテムを持ちたくなるものです。

得てしてそれが沼の入り口だったりもするので、要注意ではありますが……

しかしカスタマイズをするためには、まず現状のパッケージを理解することが不可欠です。

・そのアイテムがどんなパーツで構成されているのか
・それぞれのパーツの役割は何か
・カスタマイズすることで何がどれだけよくなるのか

などなどインプットすることがわりとたくさんあります。この学習コストを飲み込んだ先にしかカスタマイズが実現できる世界はないのです。

しかし子どもを育てながら仕事をしていると、この学習コストを埋める時間を取るのも一苦労ですよね。

じゃあパッケージでもよくない?

そこで提案です。一旦カスタマイズしないままで購入・利用してみたらどうでしょうか。実際にカスタマイズしないと不便なポイントは、使ってみたら意外と少なかった、ということもあると思います。

なによりメーカーやブランドなど供給側はそれなりにマーケティング戦略を考えた上で製品やサービスをパッケージとしてまとめているわけですから、大体のことはできるはず。

こうやって自分の中で信頼度が高いメーカーやブランドに細かい部分を委ねることで、意思決定要素は大きく減ります。

例えばApple製品はパッケージと言ってよいでしょう。彼らのメッセージは細かな意思決定をしなくてもAppleが最高の環境を提供しますよというものです。そのためAppleファンはPCのスペックを微に入り細に入り調べずとも信頼してMac book Proを買うわけです。

シェアリングエコノミーが発達した今は、買ってから考える方が意思決定が早くなる

スマホの普及に伴って、メルカリなどのシェアリングエコノミーのサービスはグングンと伸びました。そしてシェアリングエコノミーという概念が一般に広く浸透しました。

その結果、自分が買ってピンとこなかったものは多少の授業料はかかるものの、何割引きかの価格で別の誰かに提供できるようになったのです。

この環境の変化によって僕は「買う前に悩むよりも、買ってから考えよう」という思考にスイッチしました。そして、意思決定のスピードが以前よりも大幅に上がり、必要なものはタイミングでぱっと買うようになりました。

社会全体で予期できない変化が大きいため、今このタイミングで必要なものはさっさと試して良し悪しの判断を経験値として溜めていく方が次の意思決定に活かせると考えています。

今は「お金<経験値」という優先度で、経験値稼ぎをいろいろとトライしています。

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