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何気に毎日楽しみにしているヤクルトレディとのコミュニケーション!#マーケティングトレース

ほぼほぼ毎日オフィスに来てくれるヤクルトレディ。私のオフィスに来てくるのはお孫さんもいらっしゃる60歳過ぎの女性です。
お金の計算も早いし、いつも元気をもらえます。
今日はオフィスで働く人に元気を与えてくれるヤクルトレディについて考えてみます!(家庭への配達もありますが今日はオフィス限定で)

■ヤクルトレディの歴史

実は「ヤクルト」はここ福岡県で昭和10(1935)年から販売を開始し次第に全国へと拡大したんです。
そのお客さまの多くは、一般家庭の主婦。
そこで、同じ立場の女性が商品をお届けすることで、より親しみを持っていただけるのでは、と考え、昭和38(1963)年、ヤクルト独自の女性によるお届け組織をスタートさせたそうです。
なのでヤクルトレディの歴史は56年にもなります。

そしてヤクルトレディとして働く女性は全国で36,000人。ヤフオクドーム満員に出来ますね。

これだけ続いているということはやっぱり全国の皆さまに愛されている、必要とされているという証なんでしょうね。

現在は日本ではなく以下の12ヶ国でもヤクルトレディが活躍しているそうです。(ヤクルトHPより抜粋)

・韓国
・中国
・台湾
・ベトナム
・フィリピン
・インドネシア
・インド
・タイ
・マレーシア
・シンガポール
・メキシコ

さらに「ヤクルトレディ」を主役にしたTVCMもあるんですね。
主演は元AKBの渡辺麻友さん。その他キャストも豪華。
インナーモチベーションアップや募集増加を狙っているんでしょうね。

「街を笑顔にする仕事」と明確に訴求しています!
ほんと毎日笑顔にしてもらっています。



■3C分析

・Conpany(自社サービス):毎日オフィスにヤクルト製品を届けてくれる安心感。信頼感があります。

・Customer(お客様):オフィスで働く人たち。

・Conpetitor(競合):オフィス内で考えるとオフィスグリコ。健康飲料という視点ですとコンビニ。健康食品通信販売。
販売機会をロスさせるという視点だと、オフィスにいないと買えないので
長い会議や出張、在宅ワークシステムなども競合になりますね。

■4P分析

・Product(商品):ヤクルトをはじめとした数々の商品。ベタですがヤクルトレディさんの人柄も大切な商品といえると思います。

・Price(価格):100円以下のものからヤクルトのまとめ買いまで料金は様々。1円単位で設定。

・Place(場所):オフィス

・Promotion(販促):ヤクルトレディ個人のコミュニケーション能力だったりするのだと思います。別のオフィスの時は、小さな子供を持つヤクルトレディさんで子育てトークをするのを楽しみにしていました。

■私がCMOだったら(願望も含む)

キャッシュレス、働く時間の自由化、EC利用などなど購買チャンスを減少させる社会要因が増加している中で何をすべきか。

価格が同じ、手間も同じであればヤクルトレディさんから買いたいので
実施することとしては
・キャッシュレス対応(現金持ち歩くのもリスクです)
・定期便対応(割引じゃなく逆に毎日新鮮なものを届けてくれるので多少値上がりでもいいかも)もちろんサブスク的な支払い方法でもいいと思います。
・自分の体調にあった商品をレコメンドしてくれる。 など

あと個人的にはヤクルトレディさんが販売するお弁当はシズルを感じます。
主婦がヤクルトとともにお届けするお弁当だったら買いたい。
オペレーションは要検討ですがマイ弁当箱を2、3個渡しておいて
それに入れて来てくれたりすると最高ですね。


以上、最後まで読んでいただきましてありがとうございます!




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