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3DCGを媒介とした絵画と数学の往還
2023年12月16日(土)から27日(水)まで,東京大学駒場博物館で行われている「ファンダメンタルズ フェス(2021-2023)」に画家の山本雄基さんとの協作を出展しました.この展覧会はファンダメンタルズという科学者とアーティストをつなぐ取り組みの中から生まれたもので,この協作では3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)を使って数学と絵画をつなぐことが主題となっています.今作の展示のための
もっとみるジェネラティブアートについて
書籍『リアルタイムグラフィックスの数学』の刊行に際し,FabCafe Tokyoで刊行記念イベントを行います.この本で扱うノイズや3Dの技術は,ジェネラティブアートという領域でよく使われている,ということは前の記事で書きました.ジェネラティブアートはCGにおけるある種の表現形態を表す言葉として近年では定着していますが,この言葉が日本で広がるきっかけとなったマット・ピアソンの本や,そこで引用されてい
もっとみる『リアルタイムグラフィックスの数学』はこんな本です
8月31日に2冊目の単著『リアルタイムグラフィックスの数学:GLSLではじめるシェーダプログラミング』が発売されます!目次や内容の一部は出版社のサイトで見ることができます.
この本がどんな本なのかということについて,著者から紹介をします.
どんな本?この本はCG(コンピュータグラフィックス)の一分野であるリアルタイムグラフィックスの技術を数学的な観点から解説する本です.リアルタイムグラフィック
『数学から創るジェネラティブアート ―Processingで学ぶかたちのデザイン』序文
2019年4月に拙著『数学から創るジェネラティブアート ―Processingで学ぶかたちのデザイン』が刊行されました。こちらにその冒頭部を掲載します。
序文ジェネラティブアートとは何か?一言で言うならば、それは科学と芸術をつなぐ橋です。そしてこの橋はプログラミングによって作られます。この本では数学の視覚表現に焦点を当て、プログラミング言語Processing によるジェネラティブアートの実践手