宝物のような言葉たちと、わたしのままで生きる覚悟
最近、壁にぶち当たっています。あと少しで抜けそうな気がするのにずっともがいている感覚があって。でもこれはたぶん必要なもがきで。
壁を突破するエネルギーはまだ足りないけれど、なんとなく正体が見えてきてはいるから、現在地を再確認して自分の背中を押すために、過去に人からもらった「わたしの本質を突いてくれた」と感じた言葉を振り返ります。
以前、こちらの記事で偉人やフィクションのキャラクターの言葉で心の支えにしているものを引用しましたが、今回はわたしに向けて直接誰かが放ってくれた言葉だけ。つまりこの記事は、究極に自己満足です。わたしの中身をわたしが確かめて前に進むために書きます。
だから、わたしをよく知らないひとにはつまらない記事かもしれません。もしわたしに興味がある人がいたら、これが理解の助けになるかはわからないけど、わたしの中でしっくり来ている言葉たちであることは確かです。
わたしは自分が大切な人ほど人に紹介しないひねくれものなので、誰から言われたとかは書きませんが、思い当たる節がある方は「あ、これ自分が言ったな」ってこっそりほくそ笑んでてください(笑)。
たいせつな言葉たち
多面的で、透明で、キラキラしたクリスタルみたい
女優のようにいくつも側面を演じ分けて、その陶酔を真実にできる能力がある。全部真実で嘘がない。嘘がないから誤解も生まれやすいけど、全部本当。万華鏡みたい。
外からはわかりにくいし人を選ぶけど、あなたの内に入れた人は幸せだと思う
自分にとって都合の悪い結論でも、それが真理に近ければ受け入れる強さがある
どこまでも純粋で、真摯。普通の人なら諦めてしまうようなことを諦めずに立ち向かう姿に惹かれる
10代のみずみずしい感性を感じる
目を掴んで離さない文章で、言葉が流れるように入り込んでくる
深い深い海のような奥深さと、相反する情熱を秘めている
これらの言葉はここ一年くらいでもらったものばかりです。自己肯定感が低く人の褒め言葉が素直に受け取れないことが多いわたしですが、それでもこれらの言葉は素直に事実として受け止めることができました。
ずっと「ありのままの自分なんて誰にも受け入れられない」という呪縛があり、自己表現を禁じてきました。けれど、発信することを自分に許せたこの一年間で、こんな言葉をもらえるなんて想像もしていませんでした。
正直、改めて読むと面映ゆいものばかりですが、普段はめんどくさいとかややこしいと一蹴しているわたしの性格を、捨てたもんじゃないと思わせてくれる言葉たちです。
わたしのままで生きていく覚悟
わたしは理解されたいとか受け入れられたいという渇望がすごいです。「人は決して分かり合えない」という言葉を目にすることが最近とても多いのですが、やはり苦しいです。
でも事実そうなんだと思うし、この渇望はやっぱり苦しいので、いっそ理解なんてされなくてもいいと思えるならその方がきっと楽なんだと思います。(ほんとうは深いところでわたしたちは繋がっているけど、それを感じるにはその執着を手放す必要があるのも、知っています)
でも、やっぱりこれらの本質を突いた言葉をもらえた時って「この世に存在していることを許された」という感覚になったんです。わたしのことが見える人がいる、ちゃんとこの世に存在してる、受け入れてもらえるって。その瞬間、本当に嬉しかったしありがたかった。
そりゃ周りから見たら存在してるのが当たり前かもしれないですが、心の中にまで光を当ててもらうことってとても稀で、いつも空虚感を抱えています。
そして上記の言葉にもあるように、わたしは「人を選ぶ人間」であることは確かだと思うので、わたしのことが苦手なひとはとことん苦手だし、合わないひとはとことん合わないのだと思います。
だから、わたしはたぶん「誰とでも仲良くしたい」「言葉を尽くせば分かり合える」みたいな幻想をいま一度手放すべきで。
寂しさと不安から無理に人に合わせて、余計な苦労を背負い込むことも、やめなきゃいけないんだと思います。
これはもう、今年度に入って何度も何度も思い知らされました。今年は、それがテーマだったんだと思います。そしてこれからは「自分のままで自分の人生を生きる」ことの解像度をもっともっと上げる。そのために何をすべきか、どういう心づもりで事に当たるべきかということを考えて、実際に行動していくべきなのだと。
今とりあえず言えることは、わたしがわたしのままで生きるって、きっと優しくあるだけじゃないんだなと。時には心を鬼にしないといけないし、自分のために誰かを傷付ける選択をしなくちゃいけないのだと思います。
わたしを含め、わたしの大切な人たちを守るためには、わたしが純粋なままでいるのが一番大事だから。
そのために選んだり、手放さなくちゃいけないものはきっとあるんだと思う。そして乗り越えなくちゃいけない壁も。
もらった言葉、学んだこと、見えたもの、得たもの、すべて糧にして進む。わたしの人生は他の誰でもないわたしのもの。
漠然としたことしかここには書けませんが、そういう覚悟と、選択をするときが迫ってる。そう感じています。