バイセクシュアルの話
バイセクシュアル
バイセクシュアル、聞いたことがあるだろうか。
両性愛の性質を持っている人を両性愛者(りょうせいあいしゃ)、バイセクシュアル(英:bisexual)あるいは略してバイという。 (Wikipediaより引用)
引用の機能使ってみたかったんだ。こんな感じなんだね。
話を戻す。
最近になって世の中の興味が向いてきた(ように感じる)LGBTQの「B」。ウィキ先生もおっしゃっているように、バイと略して呼ばれることも多い。
芸能人だと、壇蜜さんやメイプル超合金のカズレーザーさんがバイであることを公言している。
かくいう私も、バイである。
別に隠しているわけではないが、わざわざ言っているわけでもない。これは、私の性的指向に関して私がネガティブになっているのではなく、性的指向をわざわざ人に言わんだろ、と思うから。
まあ元恋人➁を読んだ方はわざわざ言われなくともわかっていただろう。
今回は、私の性的指向の話。
いつ気づいたのか
皆さん気になりますよねこれ。
かの有名なカズレーザーさんは、どこかの番組で、「人類皆バイだと思う。みんな気づく機会がないだけだと思う。」的なことをおっしゃったらしい(うろおぼえ)。
ほんとそれ、私もそう思う。
私には、気づく機会があった。3年間女子高に通い、元恋人➁と会って初めて、わかった。つまり、高1で気づいた。
別に全人類を恋愛対象としてみているわけではない。
異性の友達だっているでしょ。親しい異性でも、友達から恋人に発展する人もいれば、友達のままの人もいる。
同性でも、同じ感じ。恋愛は恋愛。
まあ、同性と異性では恋愛に発展するまでが違う道のりではある。
同性と異性の違い
少し理解しにくい話かもしれない。
まあ私の感覚なので。そういう人もおるんや~~くらいで見てください。
かわいらしい人が好き。同性でも異性でも。
構ってあげたくなっちゃう、でも私のことも助けてくれるような人が好き。
そんな人、世の中にはたくさんいる()。
そのうえで、私を好きでいてくれる人でないと恋愛には発展できない。当たり前だけど、これってものすごい重要な話。
私を好きでいてくれるというのは、相手の性的指向にかかわる。
世間は今、異性愛がスタンダードのように動いている。だから、異性の方が私を恋愛対象としてみてくれる可能性が高い。どちらかというと、ね。
恋愛対象としてみてくれるかどうかを探るのは難しい。私がどんなに好きな同性がいても、相手の性的指向が同性に向かない限り恋愛に発展することがない。
性的指向を強要することはできない。誰かの性的指向の視野(?)を広げる自信はない。
私は、その人と恋愛できる可能性がないと、恋愛に進めないタイプだ。可能性がない恋などできない。その人に相手がいたら好きだった気持ちが急に冷めるのと同じ。
同性と恋愛に発展する場合は、相手も同性愛に前向きであるという確証がないと進めない。
周囲へのカムアウトについて
皆さんこれも気になりますよね。
端的に言うと、していないし、しようとも思っていない。なぜならカムアウトしなかったところでそんなに困っていないからだ。
私は、「彼氏いるの?」という言葉にあまり困らない。カムアウトしなかったときの困り度は、性的指向が同性愛のみの方とは違うと思う。
そして、私は同性愛よりは異性愛の方が経験があるから、同じバイセクシュアルの方と比べても、困り度は違うと思う。つまり人それぞれってこと。
カムアウトした方がいいという場面はある。例えば、LGBTQ+などのマイノリティの方とお話しする時。あとは、友達とマイノリティについての話をしていて、私がバイであるという前提がないと自分の話に不都合が起きると思ったときに、しれっと言った。
カムアウトするには、カムアウト後の影響について考えなくてはならない。
マイノリティにいいイメージを持っていない人は多い。先入観で気持ち悪がられるかもしれない。
反応を非難しているのではない。感じ方は人それぞれだから、拒絶反応はまあ、仕方ないものだ。
しかし、困るのはその後の関係。気まずくなって、仕事や生活などのいろんなところに支障が出てしまうのは本当に困る。
だから、受け入れてくれる人、というよりかは、変に拒絶反応を示さない人が相手でないとカムアウトしない。拒否を感じてもいいから、隠してほしい。割り切ってほしい。
むやみやたらに拒絶反応を示し、全然関係ないところにそれを影響させて来るのが嫌。
バイセクシュアルという言葉に、私がラベリングされてしまうのが嫌だ。
そんなこんなでまとめると
少し、長くなりました。
バイセクシュアルといっても、考え方はそれぞれ。全員が全員私のような性指向ではないし、むしろ珍しい方かもしれない。
いろんな人がいるんだよ。普通を押し付けないでほしい。
今は、異性と恋愛したい方が強いかな。でも同性で素敵な人が現れたら、その人と一緒にいるかも。
次は、私がこれをカムアウトできない一番の相手である、母の話をする。
では。
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