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ゆうきとたいき ~真逆の青年たち~【#2】

ゆうきとたいきは今学期、私が関わった男子2人だ。
2人ともと私(22)から見たら、年上だ。

ゆうき(24)、たいき(23)

ゆうきとたいきは前期の授業で同じ授業被っていて、この私を含めた
3人は、過去に同じ時間を共有していた。

その前学期の中で、かつ授業の中で、ぜひとも仲良くなりたかったのが
この2人だ。

何を言おう、この二人は、絶世のイケメンだ。
しかもタイプの違う。

彼らは、似た顔と大体同じであろう身長を共通点としている。

ここで2人のスペックを各2人ににまとめて述べよう。

ゆうき 優樹 (24)
北海道出身
色白
身長170いってるかいってないくらい。
剣道経験者
細身
内向より

たいき 大喜 (23)
大分出身
色白
身長170いってるかいってないくらい。
バスケットボール経験者
筋肉質
外交的

面白いことだ。
彼らの名前までもが、間反対だ。

優樹は優しく樹のようにみんなを温かく見守る存在。
大喜は大きな喜びを得るために突っ走っていきそう。

もはやそのまんまだ。

名付けた親も双方とも思考が間反対なんだろうな( ´∀` )

ゆうきとたいきはふたりとも常に女の子を引っ付けている。

しかし、彼らの狩りの仕方は全く違う。

ゆうきは自分から行かずとも、女の子が寄ってくる。
女の子が好きそうな柔らかい雰囲気を出している。
また、ファッションも女子が好きな清楚系だ。
そして、女のこが”ほれよっと”引き寄せられるように近づいてくる。
静かな罠だ。

たいきは逆だ。細身のゆうきと違って、筋肉質でムキムキだ。
女の子は、たいきのことは好きだ。
だがしかし、どうも、ゆうきと違って、男性的特性が強いためか、女子は
簡単に近づけない。緊張するのだ。また、声も低いし、フェロモンと言おうか、オスの匂いを発している。
そのため、たいきは勇気と似たような容姿を持ちつつも、自分から女の子を捕まえないといけない。

ゆうきは剣道的な相手の様子を見ながら、分析しながら、にじり出るような狩り。待ちの姿勢だ。

たいきは、バスケットボールのような勢いを持った、狩り。

なにせ、彼は、突然、ガラガラの教室で突然、私の隣に座ってきたのだから。

続く。



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