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私が今行ってみたいまちづくりスポット

こんにちは。早川都市計画の野々山です。

事業開発部に配属され、約半年が経ちました!

早川都市計画に入社して以来、PPPPFIなど、まちづくりに関する新しい言葉をどんどん覚えていますが、言葉だけ覚えても実際それってどういうこと?と頭がハテナに埋め尽くされることも多々あります!
その場合は、実際に取り組んでいる市町を参考にしたりしていますが、PPPを調べていく中で、気になったまちを紹介します!

ちなみにPPP/PFIについては、過去の記事で書いてますので、よかったら読んでみてください!!

皆さんは、岩手県紫波町のオガールをご存知ですか?オガールは紫波中央駅前(紫波の未来を創造する出発駅とする決意)とフランス語で駅を意味する「Gare」(ガール)+紫波の方言で【成長】を意味する【おがる】を組み合わせた造語で、紫波町を出発点として、成長する意味を込められてつけられている複合施設です。(オガールHPより)


複合施設といっても

役場
病院
トレーニングセンター
体育館、サッカー場といったスポーツ競技場
図書館
飲食店
子育て施設
宿泊施設

が併設されているいわゆる公×民の施設であり、広さは東京ドーム2個分に値します!

オガールは公民連携(PPP)の事例として、ここ数年で最も注目を浴びている事例だそうです。はじめは降雪時の雪捨て場だった土地が、いかにして完成していったかを、いろいろな書籍やWEB記事などを読む中で、すごいなと思った点は主に2つありました!

1.オガールプロジェクトの核となる組織の設立があった!
オガールプロジェクトと題された取り組みでは、岡崎正信氏を中心にまちづくり会社「オガール紫波」が設立されました。また、そのプロジェクトチームにはファイナンシャルアドバイザー、地域再生プロデューサー、建築家といった各分野のスペシャリストが集まり、事業を推進していったことも注目された点だったと思います。

2.ハコモノ整備ではなく、テナント誘致から
一般的には、事業計画→設計→工事→テナント誘致のパターンが多いかと思いますが、オガールは逆の発想で、市場調査・テナント誘致→設計→工事の順で進められました。まず、テナントを固めてから建物の規模や建設費用を算出したことで、コストカットや入居率100%で、オガールプラザは開業しました。

昨日ニュースで見たのですが、コロナ対策として療養施設を建設したものの、医者や看護師を頼める委託先がなく、市と保健所の職員で施設を対応している。。ということもあるみたいです。オガールは逆の発想だったんですね。

またオガールは、2016年度〜2017年度の自治体職員・議員による視察の受け入れ件数が最も多かったそうです。HPを確認してみたところ、
・オガール標準コース
・図書館(情報交流館)コース
・循環型まちづくり・環境コース

の3つのコースで申し込みができるようでした!コロナが落ち着いて、もし機会があれば行ってみたいなと考えています!

長くなりましたが、今回も読んでいただきありがとうございました!

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