【就活】私なりのやりたい仕事の見つけ方

こんにちは。
早川都市計画のまちづくり事業部兼、事業開発部の森腰です。

ありがたいことに、会社説明会やインターンを通して学生の方とお話する機会が増えてきました。そこで、「土木、建築の知識はあまり無いのですが大丈夫でしょうか?」、「どうしてこの仕事に就こうと思ったのですか?」といった内容の質問をよく受けます。

“まちづくり”と一言で言っても、地域活性化やインフラ整備、不動産業などなど…会社によって仕事の形は様々です。
どんな仕事が合っているのか、私自身も同じような事を悩みながら就活しておりました。

今回は、現在就職活動している方に向けて、どうしてこの業界に興味を思ったのか今やっているお仕事について、私なりにお話させていただきたいと思います!自分のやりたい仕事の見つけ方について、何かヒントになれば幸いです。

学生時代に都市歴史を学んでわかったこと

まずは、どうしてこの仕事に就こうと思ったのか、学生時代の経験も混ぜつつお話させていただきます。

この記事を読まれてる方の多くが学校で土木・建築を学ばれているのではないでしょうか?かく言う私も大学で建築を学んでおりました。

しかし私が研究していたのは少し変わった分野でして、都市歴史を学んでいました。都市歴史って何するの?と疑問を浮かべる方が大半だと思います(笑)。

簡単に説明すると…
都市や地域がどう形成され、どのような生活空間が成り立っているのかを、現地調査や地図・文献を用いて研究し、その土地本来の特徴や価値・魅了を分析していました。

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このような感じで、昔どうだったのか?現在に引き続がれていることは?
何で発展した地域なのか?といったことを地図上で可視化し分析していました。

私の地元を対象地域として研究していたこともあり、電車も無い田舎で力が無いと思っていましたが、研究を通してこの町にしかない魅力や面白さがあることに気づきました。

皆様の中にも、地元が田舎で何も無い!って思ってませんか?
飲食店や遊ぶ場所は無くても、歴史的視点や産業的視点、様々な視点から見ることでどんな地域にも魅力や価値があるはずです。

そういった経験から、まち全体や地域に関わる仕事をして、住んでいるまちを好きになって欲しいと思い、建設コンサルタントを志望すること、そして地域密着の点から早川都市計画に就職することに決めました。


”やりたいこと”が明確になっていないと、企業を選び面接で志望動機を答えたりできない、と思う就活生の方も多いと思います。
しかし実際に働いてみないと、その仕事が”やりたいこと”かはわからないです。私自身も入社後一年経とうといていますが、まだまだわからないです(笑)

でもやりたいことの方向性は見えるのではないでしょうか?

色々な人からお話聞いたり、調べたりした私なりの意見ですが、
どんな人に、どんな形で、どう関わるのか。それができる業界・会社はどこなのか。のように考えてみると方向性が見えるかもしれないです!

私の場合だと地域の方々に、コンサルタントとして、まちづくりで関わる。みたいな感じですかね!シンプルですが、普段の生活から楽しいことや興味があること、どんな人の為に働きたいか等について掘り下げて見てください。

実際の仕事を通して

次は1年間、まちづくり事業部、事業開発部に所属してみて、どんなお仕事なのか、どういったところが自分にあっているなと感じたかお話しします。

以下の記事にある様に、早川都市計画にはいくつも事業があり、やっていることも違います。まちづくり事業部、事業開発部以外の話も聞きたい方がいらっしゃいましたら、質問やメッセージいただけると嬉しいです!

データサイエンスに基づいたまちづくり

当社では、オープンソースデータを活用した分析・クローズドなニーズなどの収集・分析し地域調査分析に基づいた戦略策定を提案しています

どうして地域調査分析しているかと言いますと、
いわゆる経験・思い込みによるまちづくりではなく、 データに基づいた根拠から、まちづくり・地方創生を実現させるためです!情報を可視化することで、民間や教育機関、地域住民そして行政が共通の認識として使えるツールとなります。

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          QGISによる可視化

具体的に地域分析って何をしているのかに関しては、また別の記事でお話させていただきたいと思います。

・地域密着のまちづくり

早川都市計画は、1971年から今まで愛知県を中心にまちづくりに関わっています。長年、地域住民や行政と一緒にまちづくりを行ってきた経験や関係性があるからこそできるお仕事や提案があるのだと、働いてみて強く感じました。

実際、地域再生計画策定や地域調査分析業務等のお話がある自治体は、昔から関わりがある自治体が多いです!

私自身も、ワークショップやアンケート調査等を通して、地域住民とお話したり意見を聞く機会もありました。想像以上に、地域住民の方が真剣にまちの課題や良さについて考えてくださっていることに気づき、より地域のために頑張りたいなと思いました。

上記の二つって、私の学生時代の取組とリンクする部分がありませんか?
地図や文献を活用して、土地の魅力や価値を分析する都市歴史と
様々なデータを活用して、地域の特性・課題を分析に基づいた戦略策定
それぞれ地域密着した活動で少し似てますよね!

最初は内は、ソフト面のまちづくりについてよく分からなかったですが、
業務に関わる内に、このような事が”やりたいこと”に変わっていきました!

入社してから”やりたいこと”や”合っていること”が見つかるパターンもあると思います。入社前にわかることはほんの一握り、仕事を通して学ぶことで、興味の幅が広がると思います!

最後に

以上、私なりのやりたい仕事の見つけ方についてお話しさせていただきました!

まちづくりは幅広い業界だからこそ、広い視野が必要です。土木・建築の知識が無いから難しい訳ではありませんし、その知識だけでは不十分です。
実際、長期インターンで来られている学生さんの中には文系の方もいますしね!

現在就職活動している方に対して、少しでもヒントになれば幸いです。

就活の悩みやまちづくりに興味がある学生のみなさん、会社説明会や長期インターンも募集しているので、気軽にご連絡ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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