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永遠の予祝という呪い


薔薇の花のように

収縮して黒ずんでゆく世界で

与えられた心臓の脈動にまかせて

早送りの日々を

日と月と星に見送られながら

色褪せた記憶の羊皮紙に

情熱の酒を染み込ませる夜半

フィルムはまもなく終わり

巻き戻されて

明朝再び上映される

永遠の予祝という呪い

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