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野性のエンジン16. “チーム猿田彦でゆこう”

さあまた作戦だ。ノルマンディー上陸作戦直前のフランス寒村に落下傘降下した工作員の心境。ナチスドイツ全盛期の欧州に潜入した特務機関員の不安と高揚。数名の暗黙の運命をともにする仲間と東京で会合する。農水省とデジタル庁を訪問する。数時間の密閉された新幹線の中でしたためる、国内の隠れロビン・フッド達への作戦説明書。それは、在日インド人、インド圏の方々(世界的頭脳とバイタリティ、仏教伝統を共有する)と協働して滅亡に瀕した日本を再創造する、“第二の天孫降臨”、“プロジェクト秦一族”だ。
大和朝廷のまだ創成期に、大陸またその彼方から突如やって来たとされる弓月の民、秦一族とは、中国の西、天山山脈の麓の弓月国を源とするチベット系民族の可能性があり、チベット・ビルマ語で、ウズは[第一の]を意味し、サは[都]、ウズマサは“第一の都市”を意味、ハタは“辺境”らしい。283年、朝鮮半島の百済から120 県の民を率いて帰化。始祖は弓月君で、九州、四国、中国、関西、関東に居住、かの稲荷神社を創設した。彼らは治水灌漑、殖産興業に長けたテクノクラート達であった。しかしただ偶然に彼らは日本に流れ着いたのだろうか?それは有り得ない。高度な産業技術と稲荷信仰のような現世利益精神技法を持つ組織的民族が、運まかせ風まかせで漂流などしない。おそらく、交易者やシャーマン達のネットワークにより、数十年をかけて大和朝廷の傘下に平和的に帰化し、理想の産業環境をあらかじめ選んでいたはずだ。天孫降臨に際した、道開きの猿田彦大神との見事な連携がなされたに違いない。
神話や伝説、信仰、慣習、風土などに残された事象には民族的無意識を動かして歴史的運命を螺旋状に再現する、フラクタル力がある。この歴史的フラクタルパワーを活用して、バラバラに切り刻まれた日本民族とその国家を再創造する戦略は非常に現実的なパワー“特異点”を持つに違いない。今回もまた猿田彦大神に縁する工作員の末流として、インド圏からのバイタリティに富み、世界的富裕層の一角を占め、AI、量子力学、IT最先端の頭脳集団たる天竺を源とする“ネオ秦一族”を、枯れ縮み始めた日本の国土と国民に導き移植する。空前のインドブームが密かに進みつつあり、数十年日本で生きてきた在日インド人の方々が今、里帰りして情報ネットワーキングを開始している。(先日、日印協会でご縁があった方がインドに帰国されるので、インドの医療機関、研究機関、工科大学とのネットワーキング用に、水の量子活性を高める活水器資料を託した。マウス試験で糖尿病抑制効果を確認した。インドは糖尿病が多いらしい。)この方々とともに、日本を新しくデザインしよう。

猿田彦大神のご利益は新たなる民族の創造

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