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#22 留学すれば英語ができるのか?

留学すれば英語ができるのか?

結論から言えば、「人による」です。


そもそもこれは、「ダイエットすれば、やせられる!」と同じようなもの。

ダイエットしたからといって、みんながやせるわけではない。

やせる人もいれば、やせない人もいる。

「人による」のです。


僕は、「誰が?」「どんな人が?」これを考えるのが大切だと思ってます。

ダイエットなら「誰が、どんな人がやせるのか?」

いつも

ポケットにお菓子を山ほど詰めて5分おきにムシャムシャしている人。

あるいは、自分に必要な量と栄養だけをとる習慣のできている人。


ダイエットしてもとうてい効果が出にくい太りやすい体質のままの人。

あるいは、

ダイエットすれば即、効き目が出るような体質をまずつくっている人。


もう一つは「どんなダイエットをするのか?」

まったく自分に合わない、やると病気にしかならない、

またはメンタルがやられそうになるくらいストレスのあるダイエットか、

限りなくストレスフリーで自分に合うダイエットなのか?



留学も「誰が?」「どんな人が?」これが大切なのです。

たとえば、

「大学2年生がアメリカに1年留学しました。」というケースにしましょう。


まず、大学2年生は全員同じではありません。

僕も大学2年生の時にアメリカに留学したけれど、

偏差値が35で受験英語がわからない低い英語レベルだったし、

おまけに勉強するという習慣もなかったわけです。


同じ大学2年生でも

上智大学や東大の学生がアメリカに留学するのとは違うのは明らか。

あの難しい受験英語をクリアしていい大学に合格した人なら英語力、

特に読む力はある。おまけに、勉強の習慣、忍耐力もある。



つまり、

英語力も勉強の習慣もなさすぎるフワフワした浮き草のような大学2年生と

英語力と勉強の習慣もある社会の出世街道を突き進んでいる大学2年生が、

同じようにアメリカに1年留学しても成果が違うのは明らかです。


別に大学生でなくても、

「同じ20歳の人が留学した場合」で考えても同じです。

どんな20歳の人が留学するのか?が大切。


当時の僕のようにあまりにも英語ができないと、

英語を聞いても「音がした。」「音は聞こえてます。」

という聴力検査で終わるし、


英語を読んでも「文字は見えるが、意味不明。」

机に向かっての勉強も慣れないので、授業中もよく意識が飛んでしまい、

「おっ、いかん。他のこと考えとった。」となる。

また、
教科書の勉強が合わないというのも致命的だった。


なので、

留学でも、

英語を吸収できるくらいの体質、英語レベルになっている方が学習効率は良い。それは言えます。


ただ、英語力をつけるだけが留学ではない。

遊学、遊びでもいい。その人のお金だから。

英語ができた方が楽しいが、

できなくても楽しめる。留学を長期の海外旅行と思えば気楽だし。


自分の目的に合う留学でOK!


ということで

「留学したら英語ができる」は「ダイエットしたら痩せる」と同じようなことなので、誰でも同じ結果になるのではありません。自分のレベル、体質、気質、目的を知るのが大切です。

それではまた!最後までありがとうございます!

Thank you for reading! Have a good one!

関連記事:「留学しなくても英語ができるのは当たり前?」はこちら

★★★★★ 自己紹介:ロックファンクラブのハヤチカです!★★★★★ 受験英語も資格試験もさっぱりできなかったけれど、ロック、メタルなど洋楽で英語をやり直した洋楽英語トレーナー、英語マスターコンサルタント。ハヤチカのロックファンクラブのWEBはこちら。Have fun at Rock Fun Club!
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