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山雅不在のJ2の順位予想をしてみた

■自動昇格〜PO圏


1長崎
前年の後半戦の成績は参考にならないのが通例だが良い意味で欲を出さず松田サッカーをやりきるはず。クリス、奥田はFW陣を引き出す仕事もできるので相乗効果も期待。昇格筆頭。

2町田
ポポ体制3年目。ここ数年の主軸をきちんと残したのはアドバンテージで、そこにヴィニシウスや山口ら数字を出してきた準J1級の選手を加えた。本気度は伝わる。

3横浜
自動昇格に入れたいくらいの戦力。現に先週までは2枠にいれていた(笑)補強も然ることながら四方田監督やコーチ陣らスタッフ陣も厚い。まずは最下位降格の空気を変えたい。

4大分
去年の主力を残したので戦力的には前回昇格時よりも充実しているが長期政権だった片野坂サッカーからの転換がどうなるか。ちなみに時間の関係で開幕戦中止の影響は考慮してない。

5甲府
昔から順位の振れ幅は大きくないチーム。ここ3年は安定してPO圏には入っており、去年との違いとしてCF(リラ)が最初からいるのもプラス要素。甲府を知る吉田監督がうまく若手を導けば組織力で戦える。

6千葉
ウノゼロで勝ちに行く"異色さ"が際立つシーズンになりそう。オフでは現有先力をほぼ残せたのが好印象。2列目のアタッカー陣とともに櫻川の数字が伸びてくるかが大きく左右する。

■PO圏争い

7仙台
クパの穴は不安だが若手からベテランまで楽しみな陣容。経験豊富もしくは継続路線の監督が上位を占める中なので原崎監督の手腕が試される。山雅関連では久々のJ2になる石原がどれだけ輝くのかが興味深い。

8山形
元山雅組も多く、個人的には注目度の高いチーム。それを差し引いても間違いなく面白いチームにはなる。成績で去年を上回れるかはやや未知が多め。渡邉コーチが入ることによる変化も楽しみ。

9岡山
433、バイス柳の反則CB陣がハマれば……という期待感はあるがここをハメるのに時間を要すると予想。数年前であれば発展途上でも個で蹂躙すると考えて自動昇格圏付近に置いていたと思うが。

10新潟
サイドのアタッカー陣は超豪華。戦力を見るとこの順位は過小評価感があるかもしれないがアルベルが抜けた影響はやはり大きいのではないか。監督の引き抜きやキャンプ中断が新体制にどう影響するか。

11水戸
相変わらず興味深い選手が多いチーム。ここから何人かが活躍してさらに上の舞台で……というのが今から想像出来る。得点という点で中山が抜けたのは痛いが木下が本来のポテンシャルを発揮出来ればPO圏も……。

12徳島
魅力的な戦力を抱えていた影響で派手に抜かれた。去年からのマイナスだけでなく、長年チームを支えた選手が抜けたのは痛い。ボランチ陣は特に。今年無理に勝負するというよりはポヤトス体制でJ2に慣れるシーズンになりそう。

13熊本
1年目の躍進を見せられるだけの戦力は整えてきた。インカレでも輝いていた大卒ルーキーの土信田はPSMでも結果を残していてブレイク候補。前半戦の台風の目になる可能性は大いにある。ただ"2周目"になると苦労する要素も。

14東京V
一時期の低迷は抜けてここ数年は安定して中位。ボックスまでは運ぶのはうまく、今年もそこまでは計算できるのでストライカーとして阪野が復調できれば面白いシーズンになると思っていたが……

■残留争い


15琉球
夏以降の失速は様々な要因があるかと思う。今すぐ改善できない問題も多く、序盤で波に乗れるかで順位の振れ幅は大きそう。この情勢下もあって移動が多いのは若干不利さも……。

16栃木
新体制で未知数なところもあるが、瀬沼やグティエレス、トカチ、大卒の宮崎ら方向性は明確。相変わらずゴール前の圧は強い。柳と乾のコンビが抜けた後ろは人材自体はいるので早めに固まれば一桁も。

17大宮
大型補強でこの時期は主役になっていることが多いが今年は流出が目立つ。ノルマ自体は高いはずなのでそことの折り合いは難しい。この順位に甘んじるクラブではないが霜田スタイル的にも殴り勝てる戦力は欲しい。

18秋田
補強自体はピンポイントで方向性も一貫しているのでうまさを感じるが特徴的なサッカーは特に2年目の壁に阻まれやすい。包囲網を上回れるか。 

19群馬
大槻体制1年目と大前というスペシャリストの移籍がどちらに転ぶか。去年に引き続きしぶといチームになりそうだが上に行くにはリスクを取る必要も。

20山口
渡部、佐藤謙、関ら去年のメンバーの残留がメインに。FWが複数抜けてストライカーがやや不足気味。特指だった橋本がフル稼働できるのでどこまでいけるか。

21金沢
若手〜中堅で面白いメンバーを加えた。勝ち点自体は序盤稼いだものが利いた形になったのでヤンツー体制6年目で引き伸ばし感があるのが気がかり。引き出しと豊田(ストライカー)次第では降格とは無縁のシーズンになる可能性も。何はともあれ、ごめんなさい。

22岩手
劇的昇格でJ3の2枠に入ったが序盤の相模原のように力負けしないのは相当のパワーが必要になってくる。補強でそのパワーを出せているかと言われると微妙なとこなので去年からのメンバーの底上げも必須か。何はともあれ、ごめんなさい。

■あとがき

このような順位予想になりましたが、どこのクラブも軽んじてるつもりはなく、感覚的にはもっと上に置きたいクラブでも相対的に下げざるを得ないということが多かったです。つまりはただただ「今年レベルたけ〜〜」ってなってます。

一応、キーとしては「継続」「年間通して計算できる点取り屋の存在」になってます。そのつもりです。

あとは今年に関して言えば「今年の昇格(上位)へのこだわり」「J2への適応力」は重視しました。例えば横浜・四方田監督や大分・下平監督は昇格の経験もあったりして新任でも適応は早そうとか。仙台や大分あたりは選手を見てもJ2のトップクラスを走って個人昇格した選手が多くいるとか。
 
まあ、そうはいってもこの順位が当たるとは思ってないですし、それがJ2リーグというものなので、肝心の山雅はどこかに失踪してしまいましたが今年も引き続き楽しんでいきたいと思います。

END

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