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「天才はあきらめた」山里亮太 朝日文庫

引用                                第一章「何者か」になりたい
 極端に関係ないことでも芸のために結びつけられるともっと自分を褒めたくなった。例えば壁のシミなどを見つめて、そのシミが何かの形に見えるかを考えるトレーニングがあると聞いてから僕は、トイレに行った時は必ず壁のシミから何かを5個見つけるまで出ないというルールを課した。大して意味はないかもしれないけれど、そうすると「俺こんな時でも俺のためにやっている、偉くない?」と自画自賛で自信を貯金でき。たただ闇雲こじつけずにちゃんと納得させる結びつけ方と成果を手にしなきゃいけない。自分の行動をしっかり目的に結びつけて褒めてあげる、この小さな繰り返し大きな自信になった。

気付き
 子供の頃からすごいことやってる。5個見つける、はサッカーの本田選手が練習の最後にゴールの枠に連続10回当てたら終了、を繰り返していたエピソードと同じ、続ける「努力」だと思った。フィードバック理論(自分を褒める)の実践になってるのにも感心。

引用                                第2章 スタートライン
 挑戦する時はこのもっともらしい言い訳までがワンセットだった。心折れて辞めてしまわないように、心の傷口を広げないようにするには、目の前のマイナスなことを肯定する言い訳を上手に用意するのが大事だと思っていてうまくいかないことがあると、僕はそれを必ずやっていた。前向きな戦いを挑んでたとえ失敗しても、それを続けるための言い訳は立派な武器だと僕は思っている。ただ、いい理由は心折れるのを防ぐためだけに止めなくてはいけない。努力をしなくなるようだったら、それは悪質な言い訳になる。

気付き
失敗のリカバリーまで考えている。

引用                                第3章 焦り
 その「頑張っていると思える行動」には自由にいろんなものを当てはめていた。「お笑いのために」という魔法の枕詞をつけることによって、何でも自信に繋げられた。「○○のために✖️✖️をする」という考え方が僕は好きで、今1やることにモチベーションが上がらない場合、この空欄に明確なことを入れると、結構動けてやる気になれた。また、モチベーションという言葉の強さも自分なりに理解して付き合っていた。「モチベーションが上がらない」なんて言ってダラダラしてると、「仕方ない」という言葉が頭に出てくる。この言葉は更にだらだらを長続きさせる。そもそもチベーションなんて上がってないのが普通なのだ。

気付き
自分をその気にさせる言い回しは、パクろう。

宣言
①「○○してから✖️✖️する」の行動をする。 
②「○○のために✖️✖️をする」という考え方を実践する。ノートに書く。
③今日のメモを読み返し、気付きを書く!

                                以上

30日連続更新Project  day2 (福島だいすけさん、萩原雅和さんと!)

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