南アフリカの物価ってどうなん?
毎日投稿39日目にて、いよいよ書くネタに困窮してきている。でかいイベントごとなどを書こうとすると大変なので、日常の気付いたことを取り留めもなく書くパターンを増やそうかなと思う。
近頃、円安が騒がれている。
そのニュースは、世界でも話題になっており、ここ南アフリカでも、同居人や街中でちょっと話した人の間でも日本は今安いよね。と言われている。
そこで南アフリカの物価について、ぼくの感覚でどうなんだろう的なことを書いていきたい。
結論、今の日本とトータルでならすとほぼ変わらないか、すこーしだけ安いくらいだと思っている。
意外だろうか。そんなに飛び出るほど安くはないぜ。
まず、日本と比べて高いなと感じるのが外食だ。
半年前(23年秋)までの東京で、ぼくが、ランチする時の目安の金額は大体1,000円程度だった。
定食を大盛りにしたり、小皿を追加したり、ラーメンにトッピングや餃子や半チャーハンを加えたりすると、大体1,500円くらいでおさまっていたと思う。ちょっと贅沢した気持ちになるよね。
たまに、800円程度で納まると得した気分になる。
ワンコインで食べられる地方やお弁当もあったような。今考えると、、安すぎるな。
そのランチが、南アフリカでは、基準が約1,500円程度になる。
それより安いと今日はまぁ抑えられたなぁという感覚ではあるが同時に、お腹が満たされていないなぁ。という状況にもなる。
ちなみに、南アフリカの通貨はrand (ランド)で、ZARと世界基準の通貨コードでは表している。
1ZARは約8円である。
そしてこれがケープタウンのランチのメニューの一部だ。
外食時に金額が高く感じる理由は二つある。
1つは、Tipで、2つ目が飲み物だ。
Tipについては、正直、強制というほどでもないが、およそTotalの金額の10%をのせている。
他の人はきっちり10%もしくは、人によっては15%くらい乗せているようだ。
ぼくは、見ての通り、ざっくりキリのいい数字にトータルを納めたいのと、なんも咎められないだろうなというギリギリの数字にいつも設定している。(笑)
正直、このチップの文化は、状況にもよるがほとんどが渋々払うという人が多いのではないか?
欧米でも議論されているようだが、無くなってほしい。
店によっては、求められない場合もあるが、1割程度だ。
たまに、最高の笑顔と説明などで接客してくれた時は心地よく払うが、それも本当たまにであり、吉野家感覚でパッとサッと食べただけで、それを支払うのもうーん。という感覚になってしまう。
次に、飲み物問題。
日本のように水がセルフで来るということはない。これは、海外に行くと多くの人が感じると思う。そのため、ボトルウォーターを必然的に頼むのでその分の費用も少し加算される。
このような点もあり、ちょっと外食すると高い。
あとこれはぼくの性格で、新しい店に入ると、いくつか試しに注文をして美味しさを確認したがる。
すると平気で2,500円くらいになってしまう。
来た当初は、いろんな美味しいお店を探したかったので、平気でランチで3,000円以上を使ってしまっていた。
この体験はどうにか吐き出したいので、まとめて、美味しいお店を今後紹介していきます。
次に、日常生活の金額感のお話。
Grocery Store (スーパーマーケット)で買う食材は、日本よりもは全体的に2割程度安いかもしれない。
今度、Grocery Store特集もするが、成城石井のようないいもの扱ってますてきな店もあるが、基本は東京のまいばすけっとやライフやサミットのようなところで買い物をする。
それらのお店でもお肉の質や野菜や果物は充分良い。
むしろ、お惣菜については、まじでうまいので、最近はレストランよりもこれを食べることも多い。
例えば、このステーキは日本のスーパーの半額にも関わらず、ウルフギャングですか?ってくらいのステーキを味わえた。(これは鳥羽周作さんのレシピのおかげもあるかもだが)
話を戻す。
その他、例えばニンニク一個も日本は今250円ぐらいするのだろうか?南アフリカは80円くらいだ。
お水は、500mlで70円程度なのでこれも安い30円程度安い気がする。
果物も基本的には、日本よりは安い。りんごは少し小さいが10個くらい入って300円で買える。
お酒に関しては、ビールは200円以内で買える。
ワインについては、同じような金額だが、質が高い。
同じ1000円でも、南アフリカのワインは5000円程度の味に感じる。
輸入したものに対しての金額は高い。
そのため、調味料などが高くついてしまい、それらを買うと一気に金額が跳ね上がってしまい、うわ高い。とたまに感じてしまう。でも頻度を考えるとトントンか。
改めてこのように整理すると、Grocery Storeは日本より安い。ただ、質はどうなのという話にもなってしまうが。
日常生活として、カフェも重要な指標のひとつだ。
カフェは、アメリカーノが一杯200-250円で、これも日本より少し安いだろう。
ラテを頼んだとしても300円でおさまる。
次に移動手段だが、Uberも安い。
距離でいうと、東京-横浜くらいの距離をタクシーだと10,000円少しするが、同じような距離でも2,500円程度でおさまる。
短い距離でも、大体4km以内くらいであれば、800-1000円程度であり、これも日本よりは半額くらいだろう。
家賃について触れていなかったが、家賃ももちろんケープタウンの方が安い。それに大きい。
20%くらいは抑えられるという感覚だろうか。
日本の方が安いものをあげるとしたら、服かもしれない。
それは安さというより、質の部分で。
ユニクロが牽引してくれているので、それはもうどこの国も敵わない。
南アフリカの服の素材や作りは、やはり雑で、正直買うのが馬鹿馬鹿しくなってしまう。
この服は、数回しか着られないとおもうと、トータルで高くつくよなぁ。という感覚だ。
結局のところ、モノの値段は、質や量にもよってくるので一概にあーだこーだ言えないし、ぼくの主観によるところもあるが、それでもやっぱり少し安く生活できる。
そして、その安さと自然と人柄の良さもあり、多くの欧州の人がこの土地に住まれているのだろう。
ぼくもその魅力にハマる1人だ。
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