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白髪染めと3mmカット

白黒はっきりさせたがる人と、そのどっちつかずな状態のグレーを好む人がいる。

どちらが良し悪しというわけではない。

前者の場合は感覚的な気持ち悪さが、理由の人ではっきりしたいという人が多い気がする。また、決断力や一貫性がある。

対して、グレーはどっちつかずという表現で捉えると少しネガティブに聞こえてしまうが、曖昧を受入れるタイプと言える。柔軟性や協調性があり、自由な発想や多角的に物事を捉えられる特性がある。

そのどちらもバランスよく取り入れられるようなタイプでありたいなとぼくは思う。

本題は、性格の話ではない、髪の毛の話でもある。

BARBER SHOPに約1ヶ月ぶりに訪れた。
前回4月に訪れた際は、半年程度空いたのだが、一度行ったことで気軽に行ける気持ちになっている。

そこで、知ったことがある。
英語では、白髪のことを、Gray hairと呼ぶそうだ。

昨日最新版になったChatGPT4oに確認したところ下記の回答をもらった。

1. **自然な表現**:
  - 英語では、年齢や遺伝によって色素を失った髪の色を「gray hair(グレーヘア)」と呼ぶのが一般的です。「白髪」は実際には真っ白というよりも、灰色に見えることが多いからです。

2. **言語の慣習**:
  - 英語圏では「gray hair」が定着した表現です。これは、文化的な言語の慣習に基づいています。

3. **見た目の違い**:
  - 髪が白くなる過程で、通常は灰色の段階を経ます。そのため、完全に白くなる前の状態も含めて「gray hair」と呼ばれます。

「white hair」と言うと、完全に真っ白な髪を指すことになり、実際には多くの人の白髪は灰色に見えることから、「gray hair」の方が一般的に使われるのです。

ChatGPT4o

日本人の感覚め白髪=white hairと訳してはならないようで、白髪染めのことは、Dye Gray Hairというそうだ。

ぼくは変な髪質で、一部一部に固まった白髪が生えていて、日本にいるときは、それを美容院や自分で染めて地毛の色にしていた。

こちらにきてからは煩わしさとほんとに誰もそのことについて触れてこないので、あまり気にしてはいなかった。

しかし、南アフリカで髪を染める体験してみるのもいいなと思い、突発的にランニングをしながら見つけた美容院に飛び込んでみた。

BARBER LOUNGE

BARBER Shopではなく、Loungeと表現するおしゃれな店である。
何名か待っていたので、どのくらい待つか聞きつつ30分後に対応できるよと言われた。

一応確認で、Could you dye my gray hair?と聞くと、できないと言われた。

白髪染めができる店とそうでない店があるのか知り、近くのモールにある別の店を訪れた。
そこは対応可能ということで、そこでお願いすることにした。予約無くストレートインができた。

なんの瞬間だったんだろう

せっかくなのでそんなに伸びていないが、サイドのツーブロック(英語でいうとundercut )と、髪を縛った時に後ろで束ねられない短めの髪が邪魔だったのでそれを切ってもらうようにお願いした。

ぼくはランニング中でもあったので、髪の毛を縛った状態で入店したものだから、おそらく美容師さんは、これがぼくの通常の髪型なのだろうと推察していた。

(本来は、センター分けである。)

その結果、まず最初に髪を縛られ、こことここが邪魔だなと丁重にコームを入れながら一本の毛の無駄も見逃さないように、ピンで留めつつ、バリカンで刈られていった。

3mmカット

アフリカンヌが強い英語で、何を言ってるのかわからず、相手に身を委ねた結果、漫画のWORSTに出てきそうなくらい、綺麗に刈られた。

仕方がない。

そして、話は本題の白髪染めに。

でもその前に、ぼくは前回の反省を活かして、髪の毛を"梳いて"もらいたかった。

最初のオーダー時に、ぼくの希望を英訳したオーダーに、量を減らすこと梳いてもらうことを記載した内容で、美容師に見せたものの結局、今回も梳いてもらえることはなかった。

もう、この国では梳くという考え方自体ないのだろうと諦めた。

で、だ。

白髪染めをしてもらった。ぼくは白髪染め以外したことがなく、他の色に変えてもらえるほど勇気はないので、黒染めをしてもらった。

結果的には、これ、市販薬で自分でできるな。となった。

なぜなら使っている白髪染めの薬が市販と同じようなものであったから。 (笑) まあそんなことだろうとは思ったが。

目の前で調合する薬剤達

そして、豪快に満遍なく黒染めされた。

日本であればこの時に、耳や皮膚につかないようにクリームを塗ったり、カバーで覆ったり、薬をつけたりする。

しかし、市販のそれと同様の薬を塗りたくった状態で放置され、何分まで良いの?って聞いたら30分と言われた。

すると、スタッフ同士で揉め始めた。
45分だわよ!え、30分でしょ!違うわよ45分だよ!
的な言い争い。

15分の差はでかいし、何より、なぜそれを揉めている?
というのと、その声のデカさに他の客とも顔を見合わせて笑い合う状態。


結局、ボスらしき人が45分だわよ、うっふん。とぼくのスタッフを説得して45分程度待った。


その後、シャンプー台につれていかれ、温度調整をされない20°くらいの水だかお湯だかで髪を流され、この意味不明な黒タオルを頭にかけられ、5分ほど放置された。 (笑)

思わずこの姿を撮ってくれとお願いした。

この行為が意味のあることなのかどうかはわからないが、こうして保湿のようなことをされて、今回の髪染めは終わった。

その結果は、こんな感じ。

過去一のアンダーカット
全面的に髪がない。

白髪染めが本日のゴールです。と最初に伝えたので、目的は達成されたが、思いの外ゴリゴリな保険営業マン、大学生ラガーマンくらいのサイドカットとなってしまった。

これから、秋が本格化し冬となる。
あたまが、スースーする。

結果的には、希望通りになっていないので2戦2敗の髪切り談である。

ちなみに、合計で6,400円くらいかかりました。
髪染めるのに約2,500円と言われたので、カットに4,000円くらいしたのか?


日本と同じくらいのカット代となってしまった。笑

おそらく、ぼったくられている。
まあ良いだろう。いい体験でした。

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