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ベトナム就職初日で残金5千円になる。要領の悪さは我が人生。

いつもありがとうございます❣️

(前置き)

現在車を家に改造し、夫婦で旅暮らしをしています。
その様子(Vlog)はyoutubeにて配信中。(旦那のRYOが作ってます)
自分(嫁)は、個人事業を営みながらブログ書いたり物作ったりしてます。



20代前半から始まった「旅する暮らし」ですが

なんで今もこの暮らしをしてるのか

いつまでこの暮らしをするのか

自分でもわかりません。


1つわかるのは、

年を重ねるごとに「旅」が変化してきたこと。

結婚してからもなお、ルーツの旅に身を置きながら生きています。


今後の人生も

旅・ルーツってやつ引っ張られながら進んでいくのでしょうか。


記憶力がすこぶる悪い自分ですが

文字にすることで
鮮明に思い出すことがあります。

現代は、
新しいこと、新しいものがどんどんやってくる
目まぐるしい。

何においても「選択」してるのは自分でしかないけれど・・・

それにちょっと疲れてます。

一度立ち止まって
自分の歩んできた人生・体験を振り返り

自分を見つめます。

そして、同じように
何かを探している人へ届いたら(共有できたら)
やっぱり嬉しいです。



前回の話はこちらです。

20代前半。

大学卒業後、関東でのツアーコンダクター経験を経て

ベトナムで働く切符を手にしたKANA。

異国でツアーオペレーター生活が始まった。


要領が悪い女


すでに、預け荷物の重量オーバーにより
空港で追加料金を払うはめになっていた。
(確か・・・5千円ほどだったかな)


ベトナムの物価は極端に安いのだから、
5万円で1ヶ月生活できないんじゃダメでしょ、

・・・って

本当に現金5万円しか財布に入れてこなかった。

(まさか、日本の空港で
生活費の5万の一部を使うことになるとは・・・)

海外生活がまさかの出来事で始まり

少々おちこんだが

すでに飛行機は、はるか雲の上をぐんぐん進んでいた。


ベトナム航空で機内食付き。

優雅な約7時間の飛行を経て

ホーチミンへ到着。

入国審査を経て

いざ空港の外へ出る。


ベトナムのにおい

時期は、4月。

日本の梅雨と夏が同時進行してるかのような
湿度と温度。

どこからともなく漂う香りは

日本にはない食材と生活臭だろうか?

活気なのかうるさいのかわからない音。

清らかさが1ミリもない、ねまついた空気。

この訳のわからない香りと活気は

私の中にある「何か」をかき立てる。


12年前は・・・

SNSもインターネットもそんなに身近ではなかった

「地球の歩き方」がベトナムの教科書。

「スリ、ボッタクリ注意!」

そのワードだけ頭にチラつかせ

慎重に、かつそれを悟られまいと堂々と振る舞いながら

大きな荷物を引きずり、

迎えにきてくれているはずの現地スタッフを探した・・・。


家賃を払ったら残金いくら・・・?


でだしの要領の悪さはあったが

現地スタッフとの合流、

ホーチミン支店長、スタッフへの挨拶を済ませ


全てスムースに事は進んでく・・・


初日は、住む家を探すことになった。


勤務地は、
ホーチミンの中心地(オフィス街)だった。


日本とは交通事情も治安も全く異なることから
徒歩圏内で通える場所で部屋を探すことに。


外国人向けにルームレントを出してる物件はいくつもあるのだが

予想外の金額に冷や汗をかく。

どの部屋も1ヶ月300ドルはするのだ・・・(約3万円・・・)


物価と比べたら高すぎるやんけ!
中心地に住むってことすっかり忘れてた。
いくらベトナムと言っても、
ホーチミンの中心地って
日本でいう東京の山手線区域内よ。
(知らんけど)

※300ドル以下の部屋もあったのだけど
女性が1人で住むにはちょっと不安な部屋ばかりだった・・・。


内容は、一部屋につき

▶︎家具付き・シャワー付き・トイレ付き
▶︎キッチンなし
▶︎エアコンか?扇風機か?で料金は変動。
▶︎水道代はこみ。
▶︎飲料水は別料金。
▶︎電気代は使った分だけ、別料金。
▶︎洗濯機はなく、ランドリーを別料金にてお願いするシステムが一般的。
▶︎アパートの正面玄関は、大家さんが鍵をするシステムのため門限がある。
 (早くて22時遅くて24時だっったかな)


治安の問題があるとはいえ・・・
門限は・・・流石に嘘だろ・・・・と思った。

しかし、家がなくては始まらない。

家賃は前払い 約3万円



デポジット(敷金のようなもの、退去時に返ってくる)約1万円

ベトナム就職初日にして

残金は5千円になった。


会社からの家賃支給は、1ヶ月後だ。



いっそのこと

ぼったくられたり
スラれた方が面白かったやんけ。


と思いながら
心にもない事を考えるのはやめた。


安全や健康を考えたらコレでよかった。


さて。どうしよう。・・・こりゃ〜楽しくなりそうだ。




続く。


その頃RYOは・・・


KANAとRYOの年の差は7歳。

私たちが出会った時、彼はティーンエージャー(19歳)だったから

自分がベトナムにいた頃は高校生だったんだね。

今の時代、年の差はさほど驚きではなくなったけど
小学校の6年がかぶらないと聞けばやはり驚いちゃうわ。

・・・・


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