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人生初マッチングアプリで実際に人と会ってみた話⑤~登場人物編~

今回は登場人物編です。

色んな人がいて
たくさん面白いエピソードがあるのですが、
話し出すと会うまでの話がまた遠のくのでw

最終的にライン交換をした
4人について書いていこう。


会ってもいいかなと思った4人

ラインを交換した順に、
A氏~D氏としよう。

【Aくん】
・30代前半
・しっかり顔写真と全身写真数枚あり
・全身某ブランドの服
・イケイケな感じ。モテそう。渋谷系。
・一般的にイケメン
・経営者


【Bくん】
・20代後半
・顔写真あり
・自営
・かなりイケイケな感じ。北関東系w
一部の人種から圧倒的にモテそう。
・身体鍛え上げられていて黒肌
・腕と背中全部に和彫りが入ってる


【Cくん】
・30代後半
・宣材写真のような写真あり。一見、モデルみたい。
・一般的にイケメン。代官山系。モテそう。

【Dさん】
・40代前半
・下を向いている写真
・港区女子にモテそう。
・港区在住でオシャレな感じ。もはや典型的な港区系w


突然のネタバレだが、
この4人の中の1人と付き合うことになる。

マッチング順は、たしか
C→D→A→Bだった気がする。

なんせ、プロフ写真あげてから
付き合うまで、ちょうど1週間しかない。
順番といっても誤差である。


【Cくん】

一番メッセージが盛り上がったCくん。

まるで昔からの男友達みたいに、
「wwww」連発の
くだらないメッセージを交換していた。

他の人たちが取り調べのような
メッセージを送ってくるなか、
唯一気楽な会話ができて楽しかった。

私の去年までの住まいの
ご近所さんということもあり、
「商店街のきたねぇラーメン屋がうまいw」
「きたねーの行きたくねーよwww」
なんていう会話をしていた。

メッセージのやりとりをしていくうちに、
この人とは変なお店で食事しても
面白そう、そう思った。
だからそのうち会ってもいいなと思った。

一つネックだったのが、
Cくんが住んでる街に行くのが
面倒なことだ。

「そのきたねぇ店行ってみたくなったけど
そっちに用事ないからなぁ」
と送ったら、
「いやいやw会うことが用事だろww」
と言われ、
自分の価値観があぶり出され
笑ってしまった。


そうか。マッチングアプリの人と
会うことって、用事なんだ。
その発想は無かった。

相手が私に合わせるのは
お好きにどうぞって感じだが、
私が相手に合わせてスケジュールを組む
という発想は全く無かったのだ。

まぁCくん自身も
「俺がそっち行ってもいいしねー」
と言ってくれたが、
私の中で”きたねーけど美味いラーメン屋”が
ものすごく気になっていた。


【Dさん】

初めに明かしてしまうが、
Dさんとは付き合う云々にはならない、
そう確信していた。

これはあくまで私の勝手な予想だが、
Dさん自身真剣にパートナーを
探している感じではない。

ただ、優雅な独身貴族の生活の一部に
”女の子と食事する”という
日常のスパイスを加えたいのだな、と。

Dさんは典型的な港区系だった。

昔…20代前半の頃、六本木ヒルズをはじめ
首都圏の様々なタワマンのホームパーティーに
呼ばれて遊びに行っていた。

そのときにいた人たちと
同じにおいがしたのだ。

上辺だけの、上品な遊び。
中身は無いけど、気分転換にピッタリな時間。

Dさんのプロフには
「デート費用など一切不要です」
とあった。

当たり前のことだが、
その一文がとてもスマートだった。

他には、自身のお気に入りの
ブランド品の名前が羅列されていた。
写真はオシャレなお店がたくさん。

うん、もう典型的である笑

初対面で車に乗せられても
完全に安全な人である。
(あくまで私の予想)


【Aくん】

4人の中で唯一、
左スワイプしかけた人だ。

写真見た瞬間に
「いけすかねぇ」と思った。
「なんか嫌い」そう思ったのだ。
なぜだかは自分でも分からない。

容姿に関しては、イケメンである。
自分からいかなくても
たくさんアポが来そうな男性だ。

しかしどうにもいけ好かない。

左スワイプで
完全に消えそうな瞬間、
「写真だけで判断しちゃダメ」と、
急に頭に過ったのだ。

右後頭部から誰かに言われたような感覚がしたw

自分自身は見た目で判断されたくないくせに、
自分はそうしていたのだ。
人間、そんなものである。

そんなわけで
消しかけたAくんを戻し、
他の写真も見て、
プロフィール文章を読んだ。

全身写真数枚はすべて清潔感があふれ、
某ブランドで決まっている。
普段から全身ブランドなのね、と
分かる雰囲気だった。

頑張ってオシャレしたり
お金ある風に見せている感じではない。

きっとかなりモテるだろう。
私のタイプではないが。

プロフ文は、とても秀逸な文章だった。
写真のイケイケな、チャラそうな感じとは裏腹に
頭の良さがにじみ出ていた。

とても優秀な人か詐欺師か
どちらかだと思った。

服のセンスが良すぎるところに
気おくれする感はあったが、
嫌なら返さなきゃいいだけだし

なんなら、マッチングしても
メッセージ送ってこない人もいるし
(私から送ることは絶対に無い)

そんなに重く考える必要はないか、、
と思い、かなり悩んだ挙句
Aくんを右スワイプ。


【Bくん】

4人の中で一番見た目がタイプだった。

Bくんも私のことをタイプと言っていた。

私は何故かいつも
刺青だらけ(それも和彫り)の
人とばかり付き合っている。

決して刺青が好きなわけではない。
無いに越したことは無いと思っている。

周りが言うには、そういう人に好かれるようである。

だから別にBくんの刺青はどうでもいい。
Bくんはやたら気にしていたけれど。

Bくんのプロフには、
女性をけん制するようなことばかり
書かれていた。

「わけわかんない奴絡んでくんな。
俺のお眼鏡にかなえば会ってやるよ」
そう聞こえてきそうな文章だった。

まぁ、一部の女性からは絶大な支持を
受けそうなBくん。
きっと不快なことが多々あったのだろう。

見た目(筋肉隆々、黒肌、派手な和彫り)に反し、
とても紳士的なメッセージをくれた。

全然軽いノリじゃない。
失礼だが、すごく意外だった。
だから私も真面目に受け答えをした。

そして、Bくんの実家と私の自宅が
とても近いということが判明し、
とても親近感が沸いた。

商店街のスーパーの話や
そこの店員の話などをした。

こんなご縁があるんだな~と、
マッチングアプリに関心していた。


アプリを使っても出会う人種変わらない説


以上、4人がライン交換した人たちであるが

あることに気付いたのだ。


私は、いわゆる
”普通のサラリーマン”と
付き合ったことがない。

付き合ったことがあるのは、
・反社の人
・水商売の人
・芸能人
だけである。

なぜかそういう出会いしか無いのだ。

このシリーズの最初の方に書いたが、
私は人生を変えたかったのだ。

だから、一般的なサラリーマン的な人と
出会ってみたかった。

話してみたかった。

マッチングアプリならそういう人と
出会えるだろうと思った。

しかし、結局アプリを使っても
”ふつーのサラリーマン”とはご縁が無かった。

メッセージの段階では何人もいた。

ということはつまり、
最終的に仲良くなる人はいつもと同じような人たち。。

そういうことなんだなと結論付けて
すこし変な気持ちになった。

マッチングアプリで世界が広がる!
なんて思っていたけど、
そんなことも無さそうだ。



続く!


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