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英語を教える仕事を始めて感じたこと

こんにちは。imohoriです。

英語を教える仕事をしてみて気づいたこと。それは、英語をただ話せるようになりたいのではなく、伝わる英語を話せるようになりたいということです。私の中では大きな発見でした。具体的なエピソードを3つ挙げてみたいと思います。

あるあるその1、かっこいい英文法が使いたい

ある児童が髪を短く切ってきた時のこと。休み時間に、私はその児童に向かってYou had your hair cut!と言いました。You had your〜と言いかけたところで、児童が困った顔をしていたからか、担任の先生が被せるように髪型かっこいいねってことだよとフォローを入れてくれました。NHKラジオ英会話を毎日聞いているのですが、ちょうど使役動詞が出てきたところで、使ってみたい気持ちを抑えきれませんでした。思い返すと、You had〜.のhadくらいで、児童はわかんないやとなってた気がします。髪切ったね、似合うねと伝えたいなら、Nice hair style!など、最初に「いいね!」と伝えればよかったと思いました。

あるあるその2、かっこいい英単語が言いたい

ちょっと発音が難しくて、言えたら英語が出来る人だと思われそうなかっこいい英単語ってありますよね。university(大学)、prefecture(県)、reservation(予約)みたいな。この時は授業で、turkey(七面鳥)とTurkey(トルコ)という2つの英単語の話になり、They have the same pronunciation.(発音が同じだね)と伝えました。皆さんの予想通り、pronunciationという単語が大好きだったのです(笑)ですが、相手は小学生。不親切だった気がして、The same sound!やThe same!の方が「同じであること」が伝わったのではと反省しました。

あるあるその3、日常的に使う言葉こそすぐに出てこない

I'm〜.で自分の気持ちを伝える活動をしている時に、「痛いよって何て言うの?」という質問が。習ったI'm〜.に当てはまるような簡単な単語が思いつかず迷っていると、一人の子が「アウチ!」と言いました。痛いことがしっかり伝わる一言で、まさにコレだと思いました。I'm in pain. I got hurt. It hurts.など他にも様々な言い方はありますが、ストレートで分かりやすい“Auch!‘’もいいなと気づかされました。

小学生は毎日のように怪我をするらしく、この痛いという気持ちを伝える表現が大切なようです。児童がこれが言いたいと思った時に、その思いが乗せやすい英語を教えられるように、これからもスキルアップしていきたいです。

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