金の国水の国 映画を観てきました
週末に観てきましたが、大人ばかりでした。
戦争を繰り返してきた2つの国。
商業の栄えた国だが水が乏しい“金の国”アルハミト
自然が豊かだけど暮らしが貧しい“水の国”バイカリ
戦争を繰り返してきた両国は、和平を結んだ今でも一触即発状態。
アルハミトの姫サーラと、バイカリの若者ナランバヤルは、
両国が争わず、平和になればいいと思っています。
-—ここから少し内容の記載があります-—
それぞれのキャラが持つ思いが伝わります。
アルハミトの王は、自分が国のためにどうすべきか悩んでいます。王としての存在意義、承認欲求もあり、満たされない気持ちでいます。
ナランバヤルは、平和のためにアルハミトの主要な人物に協力を求めます。
でも、それは協力者を危険に巻き込むことになるのを目の当たりにし
怖く、迷いが生じます。でも、「覚悟を持て」と言われて我に返ります。
頭が良く、何をしたら両国にとって良くなる。ということをわかっていて
実行しようとするけど、多少なりとも犠牲が伴うことに躊躇します。
サーラ姫は主人公だけど、ぽっちゃりしています。
おとぎの国ででてくる美しい姫の話ではなく
ちょっと現実的な感じがして、サーラ姫を身近に感じられました。
そして、マイナスな言葉を受けても気にしない
明るい、おだやかな女性です。
そして、このナランバヤルとサーラ姫がお互いを思いやる気持ちが
とても純粋で心が洗われました。
今の自分はこんな純粋な気持ちでいるかな?素直さが欠けているかな?
と反省です。
敵だった人たちも最後は仲良くなるのも
あたたかい気持ちで観ていることができました。
平和って、何かをすることって
ひとりではできなくて、周りの人に助けられているんだな
と、改めて想うのでした。
欲しいものは奪い合うのではなく、分け与える。
自分中心で考えていないか?
あらためて考えさせられるのでした。