善と悪という 二元論を超えて

パンデミックと呼ばれる 世界を巻き込んだ茶番劇が エピローグを迎えた頃
安保徹 医学博士(以下敬称略)の存在を知った。
それは フロリダ州で モノクローナル抗体が コロナの治療に使用されたことが きっかけだった。
その モノクローナル抗体を 作成したのが 安保徹で、本人が アラバマ大学にいた 80年代の頃と どこかの記事で読んだが 日本語のウィキには そのことは記録されていない。

「人が病気になる たった2つの原因」という本を 日本から取り寄せて 読んでみたが 納得のいく部分がかなり多かった。その後 英文に翻訳されたものを 見つけたので それも読んでみた。
そして 思ったことがある。

毒性が高いと言われている 例のもの。実は毒性よりも 体内環境を大きく変えるための何かが 成分として混合されていただけなのではないのだろうか?と。
安保徹が 晩年の講演会で 事務所荒らしにあっているから 自分が死んだら
殺害されたと思ってくださいと言っていたという話も ネットのどこかで読んだが 例の検査方法を発明した人も 事前に姿を消されたようだし だから 私は
安保徹の伝えたかったことを 今 学んでいる。
“死人に口無し“というが 著作や論文に メッセージが残されているような気がする。

血栓という言葉を 頻繁に目にするようになったここ数年だが 久しぶりに
千島喜久男 医学博士(以下敬称略)の “血液と健康の知恵“という本を 読んでみた。131ページに “鳥は食べてもドリ(肺臓)は食べるな“と言う言葉がある。
それが 昔から日本にある言葉だとは その本から 初めて知ったが 千島曰く
「肺の組織を細かく砕いた液を 血管内に注入すれば、たちまち血液が凝固して死を招くことも知られている。」とある。
 
体内注入が始まった当初 ネットにこんな噂話があった。
それは 成分の中に イギリス人の男の赤ちゃんの肺の組織が 混じっているというものだった。詳しいことは忘れてしまったが その噂話が 仮に本当だとしたら 成仏できない怨念が 注入に同意した人の体を苦しめるのではないか?と 妄想を抱いたものだったが 私の妄想は妄想だったが 噂は本当だったのかもしれないと 千島の一文を読んで思った。

常々、『命あるものは 環境に大きく左右されながら 進化するか消えていく。』と 感じている。
命は 環境に 順応するようにできている。
順応は サバイバル メカニズムであり それは 生きるように デザインされているからである。
今のところ 命あるものは 肉体としては 朽ちていくのだが 死に向かいながらも 根本には 生しかない。
いかに 生きるのか?命は そのことだけに 集中している。 
仏教で言うところの苦は 順応できなところから来るものだし 諸行無常は
順応に 繋がっている。
病気は ある意味 順応の結果であり だからこそ 環境の改善により 回復する。回復もまた 改善した環境への 順応である。

世の中を 善と悪という 二元論で捉えると どこかで 行き詰まる。
それらは 相反するものでありながら 一つのものだからだ。
切り離すことはできない。
太陽が 生命を育むという 恩恵をもたらすものでありながら 長時間太陽に
当たっていると 火傷する。
足りなくても 多過ぎても 問題を起こす。
生命には(地球にも) ホメオスタシスがあり 命は 揺らぎながら 常に バランスをとっている。善と悪は その揺らぎの 相反する極のことでしかない。

DSと 区別されている人たちがいる。
DSと区別されている人たちは そうでない人たちの 望まない世界を
思い描く人たちのようだ。
が 私から見れば どちらも 自分の欲しい世界を 求めている部分では 
同一なのである。
先日 CPR訓練に先駆けて セルフスタディをした。
あるウェブサイトにアクセスして 人工呼吸や心肺蘇生が必要な 非常時への 対応に関して学ぶのだが いくつかの問題の中に フェンタニルを大量摂取した場合の対応は?というものがあった。
「自分が好きで摂取したのだから CPRは 必要なく 死んでも仕方がない」と答えたかったが できる限り 命を救う訓練だ。
それ対応の薬物があり それを投与すると答えた。
が やはり 自分としては 個人の選択を 尊重したいと思うのだ。
でも どこかには 自分の命に危険をもたらす選択をした人を 助けなくてはという 正義感、或いは 命は平等と信じる人たちもいることだろう。
だから 今日も 道端には そういう人たちが 座り込んでいる。
信じるものが違うことが 世界を 二分三分している。
が 信じるという行為は 信じたいという気持ちから 派生しており 必ずしも真実ではない。
世界は 単に エネルギーが 渦巻いているだけだ。

私たちは 今 この二元論を 超えたところに突き抜ける 進化の途中にいる。





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