風と共に去りぬ 感想


風と共に去りぬみました。
DVDを人から借りたのですが、A面B面のあるカセットテープのようなDVDでした。


1人の女の人の生涯を追うお話でした。
主人公スカーレットは、貴族という立場や戦争など時代の流れに強い影響を受けて暮らしていることが分かりました。

私とスカーレットは何もかも違うようにみえましたが、ひとつ共通点といえば、世間のニュースは自分には関係ないと思っていたことでしょうか。
戦争が自分に降り注ぐわけない、今の暮らしが崩れることはないって、そんな気持ちがスカーレットにはあったのかな。

彼女には共感できない行動もありますが、そうしてしまって後で修復できないほど失ってしまった人間関係や立場があるのは分かる気がします。

これだけのやり直しがきかないことに立ち向かって、生きていくってどんな気持ちなんだろう。

貧困や命の危機など現実の問題に直面しながらも、同時に愛に生きていくのは、スカーレットには激情がなければできないことだったのかな。

スカーレットの人生の中に今では批判されるべき文化も根付いていたように、私の中にも同じ過ちがある気がしてなりません。


舞台や音楽も素敵でした。
当時の文化の細かな描写があったので、スカーレットの人生を追うのに深みが出ているように思えます。


あの有名なキスをしているポスターから、ベタベタなラブストーリーなのかな?と思っていました。
ただラブストーリーを見ると思って見始めると、痛い目にあいますね…。

面白かったです。


追記

初めて両面DVDをみたので、向きは勘で入れたのですが、そのせいでB面からみてしまいました。
そのため、戦争が終わり…のナレーションから始まったので、戦後の話がかあとそのまま見続けました。
最後まで見て、FINEと書かれた画面になり、これはB面から見てしまったと気づきました。


面白かったんです、途中からでも。
最初から登場人物どんどん出てくるなあとは思ったのですが、途中から見ればそうなりますね。


#風と共に去りぬ #映画 #感想 #初心

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