オンライン相談のご報告。そして発達支援は、保護者支援にエネルギーの7割を費やそう!というお話
こんにちは。こども発達LABO.のにしむらたけしです。
先週末、言葉の発達相談をオンラインで実践しました。
詳細は、ブログでお読みください。ご利用者様のご感想も掲載しています。
今回の経験から、発達支援とオンラインの相性は決して悪くないと感じました。
ツイートにも書いていますが、「発達支援=子どもへの手だて」と考えていると、「オンラインでできることって、ナイよなあ」となってしまいます。
発達支援って、本来「保護者支援から始めるべき」なんですよね。
なぜかって、その理由は簡単です。
特に幼児期は、「保護者の子どもへの関わりが、後の子どもの発達に大きく影響する」からということと、「保護者が変われば子どもは変わる」からです。
つまり、そこから導き出されるのが、上記ツイートの「7:3の法則」です(にしむらたけし命名(笑))。
ぼくの事業所では、全スタッフにそれを徹底してもらっていますが、保護者が療育に必ず同席(送迎もありません)にも関わらず、出席率がとても高いという特徴があります。
保護者支援に7割のエネルギーを割いているので、保護者自身が、「親として認められている喜び」「自分が学べる面白さ」を感じておられるからだと思っています(多分)。
単純に、こういうことです。
7割保護者支援にエネルギーを割く▶保護者が認められ感を持つことにつながる▶子どもに余裕を持って接することができる▶子どもはその余裕をキャッチする▶子どもも落ち着いて過ごすことができる
保護者支援という視点で考えると、発達支援領域におけるオンラインサービスの役割は、色々考えられると思います。
純粋な相談でもいいし、困りごとをともに考えるでもいいし、泣ける場所を提供するでもいいし、子どもの変化を共に喜ぶでもいい。
要は、「つながっている安心感」「認められる安心感」が大切だということ。
これって、子どもにとっても大事なことですが、保護者にとっても大事なのです。
ということで結論は、
発達支援において、オンラインサービスは色々と使えるぞ!
ということです。
柔軟な視点で、発達支援を考えていきたいものですね。
子どもも保護者も、みんなが自分に自信を持てるようになること。
これこそが、発達支援の究極の目的です。
こども発達LABO.の活動をぜひ応援してください! いただいたサポートは、YouTubeやvoicyで使う機材の購入費や取材費など、情報発信をするための活動費に充てさせていただきます。