ゴリッキー(松本力哉)@発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷

東京学芸大学大学院修了後、13年間にわたり都内中学校通常学級・特別支援学級および特別支援学校の教諭を経験。その後独立し、現発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷の代表を務め、発達障害に悩む保護者の相談支援を行っている。特別限定動画セミナー発売中。

ゴリッキー(松本力哉)@発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷

東京学芸大学大学院修了後、13年間にわたり都内中学校通常学級・特別支援学級および特別支援学校の教諭を経験。その後独立し、現発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷の代表を務め、発達障害に悩む保護者の相談支援を行っている。特別限定動画セミナー発売中。

    最近の記事

    発達障害と優生思想〜優生思想の克服のために〜

    お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィスのゴリッキーこと松本力哉です。 本日は、発達障害と優生思想〜優生思想の克服のために〜というテーマでお話をしていきます。 わたしが教員時代に、中学校の知的障害の特別支援学級をしていた時に、ある生徒が、「普通学級のやつに障害者と言われた!」とか、 障害者と言われることに対する抵抗がある子がけっこういるんですよね。 「発達障害という言葉に敏感なので、、」と言って、その話は子どもに

      • 関わりすぎな親の問題〜発達障害グレーゾーン児の思春期の支援〜

        お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキーこと松本力哉です。 本日は、発達障害の思春期の支援、関わりすぎな親の問題というテーマでお話をします。あるご相談へ回答する形でお話してきますね。 個人情報保護のため、内容を加筆修正してお話します。 【ご相談】 中3の息子の勉強のことで悩んでいます。 いくら言ってもなかなか家庭での勉強に取り組めず、放っておくと椅子に座ってボーッとしているだけです。 どうしようもな

        • ASD児のSSTの重要ポイント〜机上のSSTをいくらやっても意味がない?〜

          お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキー松本力哉です。 本日は、ASD児のSST(ソーシャルスキルトレーニング)の重要ポイント〜机上のSSTをいくらやっても意味がない?〜というお話をします。 最近よく、机上のSSTをいくらやっても意味がないんじゃないですか?とか、机上のSSTをいくらやっても意味がないとある先生から言われました、というお話をよく耳にするので、ASD児のSSTを有効なものにするための大切な

          • ASD児者が最も苦手なコミュニケーションスキルとは?

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィスのゴリッキーこと松本力哉です。 本日は、ASD児者が最も苦手なコミュニケーションスキル、というテーマでお話をしていきます。 ASDの方は、コミュニケーションが課題となることが多いですが、その中でも、最も苦手なことって何だと思いますか? それは、「相談すること」です。 ASDの方は、例えば、鉄道の知識など、自分の好きなことや、定形発達の方から見るとどうでもいいことについては、と

            WISCの結果を踏まえた個別の学習支援計画書の作成の意義とメリット

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキーこと松本力哉です。 現在、オフィス世田谷のサービスとして、特別限定動画セミナーにお申し込みいただいた方を対象に、WISCの結果を踏まえた個別の学習支援計画書を作成して、お渡ししています。簡単に言うと、この個別の学習支援計画書では、WISCの結果を、わかりやすく解釈して、お子様の強みを伸ばして、苦手を補う、具体的な方法を保護者様にお伝えしています。今のところ、とても喜んで

            グレーゾーンだと、公的な支援が受けられない??

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィスのゴリッキーこと松本力哉です。 本日は、ある保護者の方からのご相談に回答していきます。 【ご相談】 うちの子は発達障害グレーゾーンです。 グレーゾーンの場合は、定型の子と肩を並べて戦う必要があります。発達障害の診断があれば公的な支援が受けられて、社会から守ってもらえる可能性が高いです。 しかし、グレーゾーンは守ってもらえないのです。 発達障害、グレーゾーンに限らず、特性

            結局、手帳を取って障害者就労するのが一番の幸せなんですか??

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキーこと松本力哉です。 あるお母さんからのご相談です。 【ご相談】 結局のところ、手帳を取って、障害者就労するのが一番幸せなのでしょうか?わたしは、子どもの選択肢を減らしたくないですし、高校卒業の資格くらいは最低取ってほしいと思っています。障害者就労というよりは、勉強をして、可能性を見出してほしいと願っています。 ​ ​【回答】 わたしの場合は、モロに特別支援学校の

            発達障害グレーゾーン児の中学受験、入試本番で合理的配慮を受けるには?

            お疲れ様です。東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキー松本力哉です。 今日は、中学受験の試験本番で合理的配慮を受けるにはどうしたらいいのか?というお話をします。 中学受験本番で合理的配慮を受けるには、条件があります。それは、受験での合理的配慮は、小学校時代に、普段から配慮を受けていたという実績が必要なのです。 例えば、 ①問題文の読み上げ。 ②記述問題をキーボードで入力する。 という2つの合理的配慮を受けるには

            短期記憶(ワーキングメモリー)を長期記憶で補う方法

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキー松本力哉です。 本日は、短期記憶(ワーキングメモリー)を長期記憶で補う方法についてお話します。 課題によって、短期記憶(ワーキングメモリー)に負担のかかる問題、長期記憶に負担のかかる問題があるのですが、例えば、国語の文法問題は、非常に短期記憶(ワーキングメモリー)に負担のかかる課題になります。 国語の文法問題に向かう場合に、短期記憶(ワーキングメモリー)を長期記

            発達障害グレーゾーン児が中学受験をする意味

            お疲れ様です。 東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷の代表、ゴリッキーこと松本力哉です。 今回は、発達障害グレーゾーン児が中学受験をするとはどういうことなのか?その意味についてお話をしていきます。   わたしは発達障害グレーゾーン児を支援する学習塾を運営しており、発達障害グレーゾーン児の保護者の「子どもに中学受験をさせたい」という要望が年々増えていることを実感しております。   学習支援室エバーグリーンの中でも、中学受験専門の世田谷

            【ご相談】もう一度WISCを受けたいのですが、医師から必要ないと言われました…

            こんにちは。世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷の代表ゴリッキーこと松本力哉です。わたしは大学院で特別支援教育(発達障害)を学び、その後、中学校通常学級・特別支援学級および特別支援学校で教員経験を積みました。 【ご相談】もう一度WISCを受けたいのですが、医師からその必要はないと言われてしまいました…。 個人情報保護のために、内容を加筆修正してお話します。 【ご相談】 小4男子の母です。生活全般において、とても手がかかり、やる

            学校の保護者会で発達障害のことを説明する?

            学校の保護者会で、子どもの発達障害について他の保護者に説明した方がいいんでしょうか? というご相談をよくいただきます。 わたしの回答としては、「発達障害」といキーワードを使わず、「マイペースなところがあって、集団行動が苦手なんですが…」「自分の気持ちをコントロールするのが苦手です…」くらいの説明をするくらいで十分だと考えています。 保護者会で説明をしても正しく適切に理解してもらえるとは限りませんし、良い意味で理解を得て協力してくれる人は少ないと考えていた方がいいと思いま

            発達障害児者にオススメのスポーツ【発達障害グレーゾーン、ASD、LD、学習障害】

            発達障害の子どもにとって、学校の体育は最も苦手とする場合が多いです。 休み時間の王様であるドッジボールが苦手だと、苦痛な時間を過ごすこともあります。 野球やサッカー、バスケットボールは敷居が高いことがあります。 オススメのスポーツは、サイクリング、水泳、ビリヤード、ボーリング、ボルダリング等です。 是非動画を参考にしてみてください。

            チック・トゥレット症候群について。

            チック症・トゥレット症候群とは、まばたきや首振りなどの不随意運動の症状が継続する障害です。 重症度が高くなると、汚言症も見られるようになり、社会生活で大きな困難を来すケースもあります。 まだまだ理解が進まなければならない病気の一つであると思います。 わたしなりに改善方法もお話しましたので、ぜひ動画をご覧になってみてください。 学習支援室エバーグリーンが提供する特別限定動画セミナーにお申込みいただいた方には、お子様の知能検査(WISC)の結果を基に、その結果を正しく解釈

            発達障害グレーゾーンの子どもが学校の授業についていく方法

            発達障害グレーゾーンの子どもが学校の授業についていくには、「ほどよい予習」と「徹底的な反復練習」につきます。 テストの成績が上がれば自己肯定感が高まり、自己肯定感が高まることで学習にも意欲的になります。 挙手の回数も増えると思います。 良い流れを作っていきましょう。 是非動画をご参照ください! 学習支援室エバーグリーンが提供する特別限定動画セミナーにお申込みいただいた方には、お子様の知能検査(WISC)の結果を基に、その結果を正しく解釈して、強みを生かして苦手を補う

            【ご相談】WISCの結果、処理速度が65ですが、軽度の知的障害なのでしょうか?

            こんにちは。発達障害グレーゾーン児の子育て・学習支援専門カウンセラー、学習支援室エバーグリーンの松本です。わたしは大学院で特別支援教育を学び、その後、中学校と特別支援学校で教員経験を積みました。現在は発達障害グレーゾーン児とその保護者をサポートする学習支援室エバーグリーンを運営しています。 【ご相談】 WISCの結果、処理速度が65ですが、軽度の知的障害なのでしょうか?自信のなさやうつの傾向も関係があるのでしょうか?自己肯定感が低いのも心配です。 【回答】 処理速度65に