初ガビチョウin奥多摩青梅💦大声の特定外来生物👉日本の政策VS環境問題先進国ニュージーランドの政策の温度差はいかほど❓
藪の中から何度も聞こえる、カサカサという音、時々聞こえるけたたましい鳴き声!
藪の中をじっと覗くと、その目の周りの模様は!?
👉ガビチョウだ!
今年、奥多摩を訪れた際、初めてガビチョウを見ました!
自分では写真が撮れませんでした。聞いた&見ただけ。
侵略的外来種ワースト100に指定されたガビチョウ。
人間の勝手で連れて来られて、増えたら邪魔にされる。ひどい話ですよね。高尾山にも増えていると聞きます。
関東で増加中と噂には聞いていたが、あんなにあちらこちらの藪の中で物音が聞こえたということは、ものすごい数が生息しているということですよね💦
1990年代から広がった外来種で、ペットとして飼われていたものが逃げ出して森林にも定着してしまったと考えられています。当然、森林にもともと住む在来種に与える影響が心配されています。
声は大きいです。長く鳴きます。他の鳥の物まねを取り入れつつ、複雑にさえずるのが特徴です。
引用:野鳥動画図鑑のサイト
熱帯、温帯の下層植生が発達したところで生息するようで、日本の気候にしっくりしてしまったのですね。
スズメ目チメドリ科に属するもので、このガビチョウと、ソウシチョウが広く分布してしまったようです。ソウシチョウは、私はまだ見たことはありません。見た目の美しさから連れて来られたのですね。
日本政府の外来種コントロール策を調べてみましたが、
・入れない
・捨てない
・拡げない
という3原則の方針でやるという農林水産省の資料が出てきました。
これでは、すでに増加中の外来種については放置していて、減らす政策は無い?ということでしょうか😢💦
今年3月に訪れたニュージーランドでは、持ち込んでしまったフクロネズミ(ポッサム)の排除のため、市民の庭にも罠を仕掛けるなどの政策が取られていたのを見てきました。
排除するまで長い道のりですが、少しずつ減ってきた地域も増えていると聞きました。哺乳類が進化の過程で存在しなかったこの島国では、飛べない鳥や爬虫類が安全に暮らせる国だったのです。
日本の環境省にあたるNZ保全省のホームページには、力強い目標とビジョンがあります。
うらやましい!と思うのは私だけではないのでは?
コカコは絶滅危惧種の鳥で、水色の肉垂れがチャームポイントです。私のトップ画像に登場してもらっています。(左端)
なぜ外来種で害獣とされた動物のコントロールが必要か?を説明した簡単な動画もホームページにあります。ぜひご覧ください。
日本ではまだ外来種のコントロールのプロジェクトは、遅れていて、先が長いのを感じます。
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奥多摩への小旅行は、家族で行ったので楽しい時間でしたが、このガビチョウの印象も強く残る旅となりました。
青梅駅で降りて、次の軍畑駅まで川沿いを歩けるようになっています。大変、気持ちの良い散策コースです。(この小道を歩いている間中、藪の中でごそごそ音がしていました。)
帰省した時に出かけたのですが、振り返って思い出すと複雑です。
ガビチョウの印象とニュージーランドの素晴らしい取り組みとが頭の中で、ぐるぐるしています。
読んでいただきありがとうございます。
日本も真剣に環境問題に取り組む国に成長してほしい!と強く願います!
鳥見はつみょん💛
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