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ソーシャルディスタンスを近づけ、フィジカルディスタンスは保つ

不勉強だったことを反省し、書きました。

コロナ禍において有名になった言葉のひとつに「ソーシャルディスタンス(英語では Social distancing)」があります。すっかり耳慣れた言葉ですが、ある一定の距離感を保ち、飛沫や接触を避けることで、コロナウィルスに感染するリスクを軽減するという意味合いで使われていますね。

しかし、本来ソーシャルディスタンス(ing)の意味は「社会的距離(心理的なものも含む人と人との距離)」となっており、社会的孤立や民族・集団の違いによる距離感を示す際にも使用されるそうです。

そこで世界保健機関(WHO)は、昨年3月に「人と人とのつながりは保ってほしい」という思いから、「ただ物理的に距離をとる」言葉であるフィジカルディスタンス(Physical distancing;物理的距離)という言い方に改めたそうです。ご存知でした? わたしは知りませんでした。https://www.who.int/westernpacific/emergencies/covid-19/information/physical-distancing

残念ながら日本では本来の意味とは若干ずれた形で「ソーシャルディスタンス」が浸透しているようです。しかし、言葉にとらわれることなく、物理的な距離は保ちつつ、如何に心の距離を近づけたままにしておくかが重要ですね。


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