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救急医が精神科病院に赴任しました
2020年11月11日 「○○病院に行ってくれないか?」理事長室を訪れ、挨拶もそこそこ、第一声に驚かされた。「え?そこって精神科の病院ですよね?救急医が行ってお役に立てるのでしょうか?」戸惑いながら言葉を返す。
実際にその病院は9月にCOVID-19クラスターを起こしており、その際に病院支援に入ったため、何となく内情はつかめていた。色々と当該病院の事情を聞かされ、とは言え自分がどこまで役に立てるかわからない。そこで「いつから赴任すればよろしいのでしょうか?」と質問したら、「できれば来月から。」の返事。この瞬間、このお話は待ったなしの状況であることを把握し、NOの返事はないことも理解した。というのも、医師の異動は通常早くても3か月、通常は半年から1年かけて準備を進めるものだからだ。
一晩いただいて「刺激と反応の間」を開けて冷静に考え、異動を受諾した。12月は患者の引継ぎもあるため、出向という形で病院に出入りさせていただき、年明けて正式に赴任する。院長補佐という役職を頂き、主なミッションは病院再建だ。
これから、日々の活動の中で感じたことを綴って行きたいと思います。もし、興味を持っていただき、ご意見をいただければ幸いです。
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