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葱王・斎藤俊男さん

googleで「斎藤俊男」と検索すると「葱王」と出てくる
なので、たいていの方は
「齊藤さんが農家さんで葱で大儲けしたんでしょ」って印象だと思うが
斎藤さんはそうではない

実は斎藤さんは日系ブラジル人で
本名は「バウテル・トシオ・サイトウ」らしい

このようにWikipediaをみてもらうとだいたいのことが書いてある

ここからはご本人の講演で伺った話

ご夫婦で初来日し、数年で目標金額の貯金ができたので帰国
もう日本に戻るつもりはなかったが、
彼のところに日本でお世話になっていた社長から「戻ってきてほしい」と連絡があった
当時、ネットツールも少なかったので、社長は国際電話で連絡してきたんだなぁと考えると、彼がどれだけ重要人物だったかが、よくわかる

その後、派遣会社を立ち上げたが、リーマンショックで自社が抱える人材が仕事を失い、ご自分も借金を背負った
そのとき耕作放棄地を目にし、それをビジネスにしようと考えた
斎藤さんは近隣の農家の方としっかりコミュニケーションをとり
農協や役所などとも連携し、しっかり情報を集め
自分たち外国人の課題だけでなく、地域の課題も解決できるよう努めた
それが斎藤さんと「深谷ねぎ」の始まりらしい

ただ課題は次々出てくるものなので、
現在でも斎藤さんは忙しく活動していらっしゃる

斎藤さんは「葱」で巨額の富を得た方ではなく

という方である

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