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やりにくい、生きにくい、という形が結果的に良い形へと結ばれたりする。

意味わかんないタイトルシリーズ(?)です。
僕はたまにこういう意味ありげで全く内容がない事をずっと考えて思考回路を勝手気ままに変えて思考実験する遊びをするのが好きなんです。

つまり何の意味もないヒマなアラサーという事です。

4月に入りました。最近更新が止まっているのはニートだからではなく、表に出してよいのか分からん事ばかりだったからです。
ですがこれは元々日記です。
なのでくだらん事を書き残しておくのも老後に良いはずなのでボケ防止においていきます。

一月から読んだ本で、クソ作品は記憶の彼方に消し飛ばしますが、良かったやつは感想を書いて残しておくことにしてます。

あんまり読めなかったなあ

この中で一番面白かったのは「大人の日本史講義」ですね。それとセットで「欲望の民主主義」も読めば、読みやすく理解が進むかと思います。
小説として一生覚えてるだろうな、というのは「赤い指」と「竜胆の乙女」ですかね。
あと「芥川全集」の中の「創作について」だったかな?自分の思考について残している文章はかなり刺さりました。

「赤い指」は東野圭吾ですね。「秘密」も好きでしたので、「赤い指」みたいなオチのつき方は好きなんです。東野圭吾あんまり読まないですけど、「容疑者Xの献身」は好きです。
「竜胆の乙女」は電撃文庫大賞作品らしいです。ライトノベルはあまり読まないんですが、電撃文庫大賞だけはちょっと一風変わったのがたまに出るので読みます。前は「ユアフォルマ」と「86」を読みました。
今回は色んな意味で電撃文庫らしからぬ、かなり異質なライトノベルですらない作品でした。個人的にはこの「理解させないくらいのカオス」は大
好きです。
SNSで話題だった方舟はまあまあ面白かったです。最後のどんでん返しが。そういうことなのか〜と驚きがあって。
ただあっさり人が死ぬ作品はあまり好きじゃないんですよね。

映画も色々見てましたが、人に薦めたいレベルなのはこれですね。
「14歳の栞」
ドキュメンタリー映画で
「戻りたいような戻りたくないような、覚えてるような覚えてないような、そんな中学2年。しかし絶対に自分にとって、価値観や人生観に大きな影響を与えている時期。それを動画としてアーカイブしておける」
という感じの作品です。
ストーリーがあるわけじゃないので、あくまで子供たちの考えてることや行動言動が動画に収められてる作品なので、良し悪しではないです。
ただ、この世に残しておくべき作品の一作だろうとは勝手に思いました。


さて、最近の趣味の話はそれくらいにして。
あとはトラベラーズノートの落書きは後日またアップします。

表に出せな仕事というのはこういうやつでして(出してるじゃん)
まだ修正などをやらなきゃいけないんですが
某自然公園での生き物関係の展示パネルに使用するアナログイラストを描いたりしてます。
水彩でデカくかけるのはやはり正義ですね。

最近、トラベラーズノートにペンで書き殴ったり、読書記録をノートに記したり、水彩絵の具で描いたりしてて
何をどうしようと、「やりにくい」んですよね。
道具を上手く使えないし、失敗するし、デジタルに入れるのもめんどくせーし(笑)

けど、その「描きにくい」「やりにくい」が、僕の中で、人として「考えなきゃな」というスイッチを押してくれて、工夫や問題解決に向かう思考回路を働かせてくれたりします。

唐突ですが、なんで船旅が好きな人がいるんだと思いますか。

「色んな乗り物があって良いだろ。便利だからだろ」と言われればそれはその通りなんですが
僕は船旅が好きで、飛行機が嫌いなんです。
でも船は不便で、飛行機か便利なのも知ってるんです。

なぜ、不便で遅くて、旧時代の乗り物の船が、今もなお、人々に使われてるほど求められてるんでしょうか。

燃料の問題とか空港の問題とか、当たり前の答えはさておき
船のファンというのは一定数います。
僕はその理由はやはり「不自由さ」にあると思います。
見るのも怖いくらい海の上で、船酔いしながら、耐えながら、ネットもない中でドンブラコと移動する乗り物に発生する「やりにくさ」が、自分の中にある「何かのスイッチ」を押してくれるような気がするんですよね。

描きにくいもので、あえて描いてみる。
不便なものをあえて使ってみる。
ダメなものをあえてやってみる。
やりにくいものをあえて好んでみる。

最近はコスパだのタイパだのがもてはやされる時代です。
YouTubeでも「買うべきコスパ商品」「人生の生産性を上げるならやるべきこと」
みたいなのがたくさんあります。

一番パフォーマンスがよろしくないのがスマホとかでSNSやYouTubeで時間を浪費するのが一番コスパもタイパも悪いというのに気がつきもせず。

僕は、人生を良いものにする為には
あえて悪いものをやるというのは、大事だと思います。
便利なものばかり使っていると、自分の脳や体が便利なものじゃなくなっちゃいますからね。
タイパもコスパも無視して、あえて無駄で無意味な事に費やすことで、自分の中の大事な事が見えてくる事もある。結果的にそれが一番の近道だったりします。近くないけど。

やりにくい、描きにくい、わかりにくい。
生きにくい。

それくらいの形が、実は人生の中でちょうど良くて、大事なのかもしれんと思ったりしますね。

ではまた。

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