世の中は大体何かの縮図
こんにちは。
ちょっと早いですが、最低でも週一は更新しようという三日坊主回避の為の日記投稿です。
つまり何が言いたいかと言うと
コミティアレポの漫画を描こうと頑張ってましたが意外と量が多くて間に合わなそう(笑)
と言う事です。
なので、一度ただの日記を挟んで許して頂こうという自己弁護です。(先週はただのメイキングでしたし)
まずサムネの桜の絵ですが
無事納品しました。これで会社の方でファイルを作ってくれるそうです。きっと桜が咲く時期までには現物が届いてくれそうです。
最近は読書がよく捗るようになりました。
Kindle端末も大変便利で、もうずっと持ち歩いてます。あと、メモ魔なのでせめて字を書くのを楽しもうと万年筆と無印のメモ帳。
Kindle端末、万年筆、メモだけをポケットに放り込んで、カフェで何時間も本を読んだりしてます。(迷惑)
さて、最近やったことを記録しておきます。
まず、国立博物館の中尊寺金色堂の展示に行きました。
奥州藤原氏によって作られた豪華絢爛な建物ですね。この建物には藤原氏三代の遺体が眠ってるそうです。
僕は歴史に詳しくないのであまり語れませんが、中尊寺金色堂といえば義経最期の場所みたいな印象がありますね。
匿って欲しいと頼ってきた義経を裏切って源頼朝に義経の首を差し出したけど「殺せとは言ってない」と因縁つけられて滅ぼされた奥州藤原氏と頼朝のヤバエピソードだけ覚えてます。
宗教にも詳しくないんであまり書けませんが、当時の栄華を誇った平泉の文化の高さが、金箔で埋め尽くされた装飾品と、その質の高さ、螺鈿など、今でも高級品とされるものが当時、一体どれほどの金と労力でつくられたかと思うと、なかなかヤバい金の使い方をしてるな、と思います。
まぁ、最近の政治の裏金とか脱税問題の方がヤバい金の使い方してますけど。
あと、ついに行ってきました。コミティア147。
初めての参加に何をどうしたら良いのかもわからなかったし、入って設営していたら巡回受付の方に親切にしてもらったりして、忘れ物もなく終わりました。
見てもらうとわかりますが、僕はSNSフォロワーが、その辺のサラリーマンがやってる愚痴アカウントより少ないんじゃないかってくらい少ないので、正直告知なんかしても何にもならんと思ってたんですが(現に投稿自体のいいねは9)
運良くフォロワーが多い友人たちがリポスト、そしてトーチ編集部のリポストもあったせいか
35部持っていった冊子は開始2時間で完売しました。
完売!!!
10部いけば良いと思ってたのに!
ありがたい話です。浮かれきっちゃいました。
浮かれっぷりは後日漫画を描いて晒して反省します。
タダ働きで手伝ってくれた友人の田中くんと、足を運んでくれた大学時代の友人たち、そして目を止めてくれた編集さんや読者の方に感謝です。
後日みんなマンガのネタにさせていただきます。
とはいえ黒字ではないし、現場に行って他のブースに行ってとても勉強になるばかりで
自分のブースの質素さが恥ずかしいくらいです。
今までは作品作りしか視野に無かったですが、本当に色んなブースがありまして
あの展示場の内部の人間の動きが、まさに現代の漫画業界の縮図なんだと身をもって体感できました。
ネットだけだとやっぱり分かりませんね。
生身の人間に売るんだから、生身の世界を知るのが大事だと分かりました。それが縮図だとしても、それでいいと思います。刺激になれば。
出展レポ漫画は是非楽しみにお待ちください。
もうひとつ、五美大展に行ってきました。
何を隠そう、9年前は自分も展示側でした。
もう記憶も薄いですが、懐かしさにほぼ毎年行ってます。
作品はあえて撮ってません。生の作品を鑑賞するのが絵画鑑賞の本懐だってのにSNSに載せるなんて、無粋ってやつですからね。
ここには、今の若者が何を考えて、何に感動して、何に影響されて制作したのか、その思考回路がギュッと入ってます。
良いもの悪いもの判断は、主観であるにはありますが、それを書くのはやめます。あくまで僕の楽しみ以上でも以下でもないですので。
けれど、ここもまた、美術の世界の縮図だな、といつも思います。ここで生まれ、ここから消える人も多く、残されるものも多く、まるで創作する者の縮図がある気がして。
毎年来ては「自分はなにがしたいんだろうか」と自意識過剰に考えるきっかけにしています。
そんな訳で、今週はとにかく色んな世界を見れた一週間で大変楽しかったです。
この時期の美術系はだいたい卒制や受験、コンテストと死ぬ時期になる事はよく知ってます。
この時期になると胃が痛くなりますが、それもまた自分がまだ絵を描いていたい気持ちの表れなんだろうと思いますね。
3月はまた色んな報告ができそうな気がします。
楽しみにお待ちください。
ではまた。
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